Wonderful Mountain Wandering2004年 2月 7日(土曜日) |
このホームページの『投稿の広場』に北海道からご投稿いただいた小川さんのお写真を拝見していたら、無性に雪の山を歩きたくなりました。そこで、手ごろな高見山に出かけることにしたのです。 天気予報ではマズマズだったのだが、思ったより雲も多く暖かい朝。霧氷もあまり期待できないか・・・と思いつつも、とにかく出かける。案の定、途中の道路には雪はなく、道端の雪もムチャ少ない。道路凍結などの心配もすることなく、登山口の『高見登山口』バス停付近に到着。車を止める。 土曜日なので奈良交通の『霧氷バス』も出ていたが、台数は少ないようで、戻りのバスも数台しか見なかった。自家用車も、去年と比べ異常に少なく、バス停近くに苦労せずに駐車できた。 小峠までは登山道にはほとんど積雪は無く、アイゼンも不要。団体が多いのでペースは上がらないが、その分のんびり歩けたので、アイゼンを装着したときに立ち止まった程度で、頂上までほとんど休まずに歩き通せた。 小峠で、そのまま高見平野分岐に登るグループと大峠に向かうグループとが分かれる。ほぼ半々といったところか・・・ 小峠から高見平野分岐に直登。いつもはこの急坂がかなり積雪があったり凍結していたりするのだが、今日は、ほとんど白いものはない。気持ちよく登る。 尾根道に出る。ここでアイゼンを付ける人が多かったので、私たちも装着。・・・と思ったが、点検不備でアイゼンの片方が折れていた・・・ 仕方がないので、そのまま歩き始める。でも、「乳岩」を過ぎた辺りから、ツルツルの部分が多くなる。雪が多いといいのだが、風が強く雪が飛ばされているので凍結した部分が露出しているところが多い。仕方がない、途中でアイゼンを付ける。今日は片アイゼン ^^; (片方の足に負担がかかった感じだが、明日、どうなるだろう・・・ 点検不備は今日の反省点だ) |
最後には団体の後にくっついて山頂に到着。山頂は風が強くちょっと吹雪のように風が強かったので、避難小屋は満員。こんな時でも、場所を広くとって悠長にラーメンなどを作って居座っている人がいる。外には入りきれずに震えている人がいるのだから譲り合いの気持ちを持って欲しいものだ。ここは避難小屋であって、休憩所じゃないんだよ・・・ 私たちは、運良くすぐに入れたが、立ったまま、軽くおにぎりを食べ、早々に下山にかかる。大峠側に少し下ると、風はおさまり、一転穏やかな天気となる。このあたりが山の不思議なところだ。 |
大峠から小峠に戻り、来た道を下る。下りてみると、一時相当雪が降ったみたいで、車にも朝は無かった雪が積もっていた。 霧氷もパッとせず、展望皆無の山行だったが、久し振りの雪の山を歩くことができて満足。でも、今まで何度も素晴らしい霧氷は見せていただいたし、まあ、こんなときもあるのだろう。4時間足らずの道程だが、久し振りの雪を満喫するには十分だった。霧氷バスも少なかったみたいだし、幾分静かな山を楽しめたのではないかな・・・まあ、それがせめてもの救いか・・・(^_-) |
2004年 2月 7日(土曜日) 小雪時々晴れ (メンバー)芳子 |
着時刻-発時刻 | 標高 | |
09:30-09:55 | 490.0m | 高見登山口 |
10:25 | 845.0m | 小峠 |
10:40-10:50 | 1040.0m | 高見平野分岐(乳岩のちょっと上) |
11:35-11:55 | 1248.9m | 高見山 |
12:25 | 910.0m | 大峠 |
12:50 | 845.0m | 小峠 |
13:40-13:55 | 490.0m | 高見登山口 |
◇◇◇ この山の記録 ◇◇◇ |