この冬3度目の高見山だが、今日はオフということで、また違った意味合いが
ある。何時ものように9時に榛原駅に到着。私達の乗った電車は準急でガラガラ。
登山の格好をした人もまばらだったのだが、次の9時7分の急行が到着すると、
怒濤のように登山者が改札を出てくる。これはすごい (@_@) 一電車の殆どが
登山者ではないかと思えるほどだ・・・(^_-) その最後の方で、今日同行させ
ていただく芳村さん、PLUTOさん、かねちゃんが現れる。インターネットで知合い
になった佐竹さんも一緒だ。佐竹さんとお会いするのは皆初めてだが、既に電車
の中でお互いが判ったようで、皆と一緒に出てきてくれたのですぐに判る。
家内がバスの切符を買う列に並んでくれている間、パソコンやインターネット
の話しに花が咲く。昨日までとはうって変わったポカポカ陽気だ。バスを待つ人
の中でも、もう、殆ど最後の方になってしまったが、急ぐ必要もなし。バスは増
発されるので、積み残される心配もない。切符が買えたところでバス待ちの行列
に並ぶ。いよいよバスに乗り込む。もう多分最後のバスだったかも知れない。そ
れでも、4〜5人は立った状態で発車。
登山口で身仕度、スパッツだけを付けてスタート。先ずは、佐竹さんがトップ
に立つ。私は2番手。沢山の人が通ったせいか、シャーベット状の雪が泥と混じ
って、再び凍り付いたような状態で、取付きの部分から滑りやすい感じだ。佐竹
さんはかなり大股でハイピッチだが、少し登ると、先に人がつかえていて、渋滞
ペースになる。のろのろになったついでに小休止。アイゼンを付ける人にはつけ
てもらう。でも、付けたのは家内だけ。ここから、私が先頭に立つ。
佐竹さんは写真がお好きなようで、PLUTOさんと同じくカメラを首にぶら下げて
いる。PLUTOさんと佐竹さんは同じカメラのようだ。ホームページのネタ探しの為
か、PLUTOさんまでが一眼レフを持ってきていたのには驚かされる (^_-) 小峠
での小休止し、家内を先頭に、急な登りにかかる。凍結が心配されたが、日当た
りがいいのか、逆にあまり雪はない。乳岩で、またまた小休止。
一息入れて、緩やかな尾根道を頂上に向けて出発。さて、気になる霧氷は・・
・というと、高度を上げるにつれて見事に咲き誇ってくる。もう、お昼に近くな
っていたのだろう・・・やや解け加減なのが残念だが、行く手を見上げると、キ
ラキラと陽射しに輝いて美しい。その内、明神平の山々や大普賢岳も展望も開け
てくる。朝方、電車の窓から見た空には雲が多かったのだが、今はそのカケラも
なくなって、真っ青な空が広がっている。
はじめは私が先頭を行っていたが、途中で入れ代わり、撮影モードに入る。三
脚にカメラをセットして登り始める。他の皆さんも、それぞれに気に入ったとこ
ろで写真を撮っているらしく、パーティはバラバラとなって、じわじわと頂上に
迫る。
頂上は、前回来たときよりは人がやや少ないようだが、それにしてもすごい人
だ。展望を楽しみ、写真を撮ったりしてから昼食。例によって、吉村さんの持っ
て来られたウィスキーを少しだけ頂くが、これが美味。お酒は飲めない体質だが
気付薬代わりに携帯するといいのかも知れない。
人も少なくなってきたので、山頂の社の前で記念写真を撮って下山することに
する。でも、写真を撮ろうとしていると、また、大峠の方から団体が上がってき
て、この計画はオジャン ^^; 仕方がないので、大普賢岳をバックに写真を撮
ってスタート。
下山にかかる前、もう1枚霧氷の写真を撮ろうとしていると、シャッター押し
を2件も頼まれ、みんなから遅れてしまう。前日の雪が積もっ
ている関係で、滑
りにくい感じだったが、所々で雪の下の氷が現れていて滑りそうになる。慎重に
下る。何度か転びそうになりながら、高見平野の分岐で待っていてくれた皆に、
ようやく合流。平野へ下る。
全員無事平野に下山。少し休憩着替えをしようとしていると、みんな橋を渡っ
て先へ行ってしまう。吉村さんとかねちゃんは橋を渡ったところで河原に下りて
アイゼンを洗っている。PLUTOさんも一緒かと思っていたが、PLUTOさんはバスの
乗場まで一気に行ってしまったらしい。声が届かなかったのか、悪いことをして
しまった。バス乗場へ着くと、待ちくたびれたPLUTOさんがいた。もう3台ほど
バスを見送ったそうだ。来ていたバスはもう満席だったので、もう一バス遅らし
て座って帰ることにする。
楽しい一日でした。風もなくポカポカで、雲ひとつ無い快晴で、そして霧氷も
あって・・・言うことはありません。みなさん、有り難うございました。
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