鳥見山・貝ガ平山・香酔山「奈良」

1992年 11月 5日(木曜日)

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低山徘徊日記
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 昨日の天気予報では、降水確率0パーセントであったのに、今朝の気象情報で
 は、何時の間にか、10〜20に変わっていた。予定を変更して、近くの山に
 登ることにする。

 9時26分、近鉄・榛原駅着。バス停等のある駅前から、近鉄の線路に添うよ
 うに、商店街の中を東へ歩く。4〜5分で、高倉家具店の角を左へ曲がり、近
 鉄の線路を潜り、古い町並みを進む。道は左へ右へとカーブする。165号線
 を横断して、さらに行く。又、自動車道を横断して、まっすぐ進む。交差点の
 近くに宇陀警察署がある。暫く行くと、道路の右手に 鳥見山公園 の案内表
 示がある。表示に従って、左に曲がる。後は道なりだ。途中、長谷寺方面への
 分岐があるが、案内板がある。分岐を過ぎて、直に、左の山道へ入る。道は、
 舗装道路に添って登っている。ここで、舗装道路とはお別れだ。

 山道を少し登ると、すぐに鳥見山公園。貝ガ平山・室生方面 の表示に従って
 登る。紅葉も進んでいて、中年の夫婦ずれが、2組みほど、紅葉の写真を撮っ
 たりしている。やがて、鳥見山展望台へ到着。しばし休憩。南に開ける山々の
 展望が素晴らしい。明神平から山上ガ岳・稲村ガ岳・竜門岳・熊ガ岳・金剛山
 ・葛城山が一望のようだ。展望台を少し戻ったところに、室生方面・貝ガ平山
 方面 の道標がある。貝ガ平山方面は北へ登る道だ。この辺りから、本格的に、
 山を登る感じになる。10分程登ると鳥見山の頂上(740)。あまり頂上と
 いう感じはしない。

 頂上から右手に少し下って行く。尾根沿いの道は、微妙にカーブしていて、少
 し方向感覚がおかしくなる。右に2回程曲がるように案内のテープが張ってあ
 るのだが、なにか、おかしい気がしてコンパスで確かめる。確かに道は北に向
 かっている。これで、間違い無いようだ。しばらくは下りが続き、下りきって、
 杉林が少し開けたところで、ここから右手に下りる道がある。テープがベタベ
 タ張ってある。これが帰り道に使う、玉立へ下りる道だ。更に北へ進む。ここ
 から登りだ。この日初めての急な坂を少し登る。やがて山頂。

 11時50分、貝ガ平山(822)。10人もいたら満員の頂上。誰もいない。
 展望は、ほとんど無い。昼食とする。風はなく、寒くはない。

 頂上から東の斜面を少し下りてみる。香酔山へ行きたかったので、ルートの偵
 察。4〜50メートル下りてみたが、このルートで行けるのか、よく判らなか
 った。頂上へ引き返す。

 13時下山開始。4〜5分下りたところで、左への分岐がある。左手に、目の
 高さより少し高い位置に黄色のテープが巻いてある。登ってくる時、少し偵察
 しておいたのだが、東の尾根に下りていたので、これが香酔山への道かとアタ
 リを付けていた。行けるところまで行ってみることにして、左の道に入る。

 急な下りがあって、急な登りがある。テープや紫色の紐が結んであるのが目印。
 10分程で、アッという間に香酔山(799)だ。もっと、ヤブを想像してい
 たのだが、道は、はっきりしているし、ヤブも無かった。香酔峠へ下りる道も
 あったが、玉立へ下りる道を使ってみたかったので、記念写真だけ撮って、来
 た道を引き返す。再び急下降・急登。分岐へ戻り、左へ曲がる。

 急な下りを、一応、下りきった杉の林の中に、玉立への下山道らしき分岐があ
 る。テープの目印がある。左に下る。尾根伝いに杉の林の中を下って行く。道
 は、はっきりしていて、迷うようなところはない。テープに注意して下りる。
 やがて、舗装された農道へ飛び出す。左へ少し行くと、青竜寺。

 14時頃青竜寺。ここから369号線へ出て、榛原駅へと向かう。国道の脇を
 歩くのは嫌なので、途中で、住宅地にエスケープする。

 15時の急行で帰途に付く。

1992年 11月 5日(木曜日) 曇り時々晴れ  (メンバー)芳子


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