台風の余波も鈴鹿までは及ぶまい・・・と、出掛けたが、やはり、曇り。展望は皆無。
朝明渓谷・朝明ヒュッテ前の駐車場はガラガラ。500円を支払い駐車。駐車場前の
取付きから庵座谷を登る。途中のキャンプ場は家族連れで賑わっている。キャンプ地を
抜けると、沢ぞいのゴロゴロした岩の間に、道は続く。最初の堰堤を左岸に巻いて、
それから庵座滝までは、沢から少し離れた斜面を行く。庵座滝を大きく巻いて急登、
滝の上で、又 沢に沿った道になる。小さな滝や堰堤を越え、最後の急登、松尾尾根か
らの道に出ると左へ数分。ようやく頂上。
生憎展望は無いが、涼しい風が、今時、貴重。雨はなかったが、頂上付近の熊笹はガス
の為か、濡れていて、短パン、ビショビショ。これが、結構、気持ちイイ。休憩して
いると、ハト峰から廻ってきたという単独男性。名古屋の方で、南ア山行のトレーニン
グということだった。
雲行きも怪しくなったので、ハト峰方面への縦走を中止し、又、庵座谷を下ることに
する。下りに、単独男性、その外、3〜4人のパーティ2組と出会う。庵座滝辺りまで
来ると、子供達の賑やかな歓声が聞こえる。キャンプの人もこの辺りまで、登ってくる
みたいだ。
駐車場に着いていてみると、車がビッシリ。大型バスも沢山来ている。しばらく、休憩
し、昼食。やがて、天気はやや回復。でも、風は涼しい。ガスも晴れて、周りの山が
くっきりと浮かび上がってくる。
帰り道は、来た時とは大違いで、人と車が増えて、狭い道が、余計狭くなっている。
予定より早く下山したので、帰りは、伊勢自動車道を南下、R166で帰る。途中、
家内はまだ行ったことがないということだったので、行きつけの奥香肌峡温泉で汗を
流し、蓮ダムの横を通って高見トンネルを越える。嬉しいことに、知らない間に、高見
トンネルの三重県側の取付け道路が開通し、快適。
展望は無かったけど、涼しい山を楽しめました。でも、こんな天気だったら、わざわざ
沢のあるコースを選ぶことはなかった・・・(^^;
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