一寸遅いかナ・・と思いながらも、ササユリを見に出掛けました。(家内が奥様連中と
山歩きしているグループの名が「ささゆり会」というのだそうだが、未だ、見たことが
ないというので・・・)
R163で、木津町から伊賀上野方面へ、途中、木津信楽線へ入り、和束町を経て
R307へ出る。信楽町でR422に入り東進、南新田から登る。
登山口は西と東に2つあって、いづれにも、大きな登山口の案内板がある。西から登っ
て東へ下りることにする。国道の脇に車をとめて、橋を渡り、民家の横を少し行くと、
広く切り開かれた資材置き場があり、この奥から登山道が始まっている。所々に赤テー
プがあり、道はしっかりしているが笹や草が茂っていて、雨上がりの道は歩き難い。
2度ばかり、小さな沢を渡るが、渡っている途中、丸木橋が落ちてしまって、ハマって
しまう。あまり、落差は無かったので、スボンを汚した程度で、問題はなかったが、
ヒヤリとする。途中、大きな岩の手前で道が左右に別れていたが、しっかりしていた右
の道を取る。急登を過ぎると、ようやく稜線。ここから左へ笹の中の道を進むと頂上。
頂上にから少し南へ入った所に大きな岩があり、展望台になっている。・・が、たいし
た展望ではない。頂上へ戻り弁当にする。頂上も殆ど展望は無く、僅かに木立の間から
登山口の集落が見える。駐車した車も見える。弁当を食べていると、笹のガサゴソする
音がする。驚いて、音のする方を振り向くと、夫婦連れが登って来た。モノズキがいる
ものだ。マア、こちらもそうだが・・・
少し、休憩して、下山にかかる。この下山路は日当りが良いせいか、目当てのササユリ
が沢山咲いている。頂上付近は、まだ、蕾も沢山あって、ちょっとした群生になってい
る。登り道では、数箇所で枯れかけたのを見掛けただけだったのとは大違いだ。おかげ
で、下りは、十分に楽しませてもらった。ただ、下り道は登りにもまして急な坂だ。
急な坂を下り切ったところで左に折れ、小さな沢を2つ渡って下って行くと、やがて、
民家の横に出て来る。すぐに登山口だ。
なんとか、雨になる前に下りて来れて良かった。家に帰って来ると雨になった。
P.S この山にも「いせ一貫堂」のプレートがあった!!
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