竜王山・初瀬山「奈良中部」

1993年 3月 4(木曜日)

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低山徘徊日記
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 8時40分、バスで出発。近鉄電車で天理まで行き、調子良く、余り待たずに、
 桜井行きのバスに乗換え、柳本で下車。

 9時50分、柳本スタート。下りた所が崇神天皇陵の前。公園風になっていて、
 トイレもある。バス道に添って、少し南へ行くと東海自然歩道・竜王山への道
 標がある。案内の通り、左折して陵墓の縁の濠に添った道を東へ進む。畑の中
 の過ぎて、右手に「不動の滝」という大きな看板の掛かった門を右に見ると、
 どんどん山道らしくなる。長岳寺は過ぎてしまったのかナ・・。予定では、途
 中、長岳寺を経て、登って行くルートを行こうと、思っていたが、間違って、
 一つ南側の道に入ったみたいだ。

 でも、竜王山への道標は、所々にあるので、そのまま進む。何処からが登山口
 とはっきりしている訳ではないが、トコトコ歩いているうちに、知らず知らず、
 道はドンドン急になる。杉林の中を、息せき切って、アエギ登って行くと、林
 道へ飛び出す。

 10時45分、林道。一服。トイレもある。山仕事の人が軽トラックで、林道
 を下りて来たので、2言・3言、話しをする。頂上は?と尋ねると、わざわざ
 車から下りて来て教えてくれた。・・・が、要するに、もうスグ、そこなのだ。

 10時55分、竜王山(585.7)頂上。30分休憩。昼食。頂上は南城跡
 といわれ二等三角点がある。わりと広くて、切り開かれているので、展望も素
 晴らしい。東西南北、見渡せる。今日は天気は良かったのだが、霞が酷くて、
 東の金剛・葛城・生駒の方は、山の端が殆ど見えない。

 12時25分、出発。登って来た所と反対側に、長谷寺への下山路を示す道標
 がある。少し下って、掘割状の道を渡り、赤テープに従って、潅木の茂みの中
 の入って行く。すぐに、急な下りがあって、まともな山道に出る。恐らく、掘
 割状の所を右か左に行っても、グルッと回って、ココに出てくるんだと思う。
 長谷寺へのルートを示す、小さな白い板の案内表示があり、この道で間違い無
 いナ・・と、意を強くして進む。

 暫く行くと、林道に出る。又、少し行くと、広い林道に出て来る。右へ曲がる。
 しばらく、道なりに歩くと、右への分岐があるところで、白い案内板。やがて、
 道は、所々にビニールハウスのある畑に出て来る。舗装された農道を、ルート
 が定まらず、少しウロウロ、行ったり戻ったりして、とにかく歩いていると、
 ナントカ園芸のビニールハウスの所に、長谷寺へのハイキングコースを示す大
 きな案内表示。ヨカッタ!!案内表示に従って、右折して山道に入る。

 一旦、立派な舗装道路に出るが、道を渡り、そのまま山へ突入。入り口にはテ
 ープがある。あまり急な登りもなく、気分の良い山歩きになる。丸太を20本
 位束ねた、丸木橋(川はないけれど)のたもとで、道は十字路になっているが、
 まっすぐ、木橋を渡る。テープがベタベタ貼ってある。2つ・3つ、小さなピ
 ークを越して、やがて、初瀬山直下にかかる。頂上へは、縦走路を外れて、紫
 色のテープから、左の斜面を登る。頂上はスグソコに見えているので、どこか
 らでも、登れば行けるといった感じ。冬なので、ヤブも薄い。

 12時20分、初瀬山(548)頂上。そのまま、南へ下りると、先程の縦走
 路(というほどのものではないが)に出て来る。初瀬山の頂上は、たいした展
 望は無いが、少し下った所で、東側に、鳥見山・貝ケ平山が、凄い迫力で迫っ
 て来るので、驚いた。
 ここからは、もう下りるだけなので、ひたすらテクテク歩いて行く。結構長い
 尾根だ。緩やかな下りだ。途中、仕事道が沢山あるが、テープに気を付けて、
 尾根を外さないように、気を付けて歩く。

 12時45分、長谷寺御影堂。御影堂の裏に下りてくる。15分休憩。
 13時20分、近鉄長谷寺駅。途中の参道で、草餅を、お土産に買う。
 13時34分の電車で帰途に着く。
 14時40分帰宅。

1993年 3月 4(木曜日) 晴  (メンバー)単独


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