６時１８分のバスで出発。近鉄・京阪・京都バスと乗り継いで、小出石で下車。
思っていたよりずっと立派な林道を、高谷川に沿って歩く。小さな橋を２つ渡
って、少し行き、右手の石積の途切れている所が取付きのようだ。
初めは沢筋を行くが、すぐに左の尾根に取付いて急な登りが続く。日曜日なの
にチェーンソウの音が聞こえ、少し上の方で二人の方が作業中。途中までは、伐
採が進んで登山道は荒れている。やがて、右前方に小ピークが見え、それを目指
して登る。ピークに近づくと道は左に曲がり、そのピークから離れてしまう。ナ
ッチョから南東に伸びる尾根に沿って、ピーク２つを左に巻いて、緩やかに登る。
雪の為、道を塞ぐように倒れかかる笹を振分けるようにしての急登を過ぎると、
百井からの登山道に飛び出す。右に折れると、ひと頑張りで山頂だ。
今日は天気も良く、気温も１５度位、風もない。北の方はもう一つだが、琵琶
湖・蓬莱辺りの展望が素晴らしい。山頂には誰もいなかったが、ここまでの道、
雪はよく踏まれていたし、頂上は踏み固められていた。昼寝でもしたくなる、春
のような感じ。雪がまぶしくて目が痛くなる。おにぎり１個食べて百井へ向かう。
すぐに林道に出る。道が凍っていて、舗装道路の方が慎重さが必要・・・
百井からはＲ４７７を百井峠に向かう。国道と言っても滅多に車は通らない。
青少年キャンプ村の道標を過ぎて、緩やかに登って行くと左手に大原への分岐道
標がある。
大原を目指す。ここから山道になり、緩い登りが続く。「展望所」の案内があ
ったので右手の尾根に登ってみる。鉄塔の下が展望所らしい。確かに琵琶湖方面
の展望が素晴らしい。元の登山道まで戻り、更に少し行くと、天ケ岳への分岐が
ある。道標もある。分岐から右折し、小ピークを１つ越すと天ケ岳。
展望皆無。先客一人。カップヌードルを作っている間に、３組程上がってくる。
昼食後、焼杉山へ向かう。先程の分岐まで戻り、右折。総じて下り道。小出石
への分岐道標を過ぎて暫く行くと、左手にテープがあるところで尾根筋に入る。
ショートカットして焼杉へ行こうという訳だが・・。人の踏んでいない雪の道を
歩くのも気持がいい。テープに導かれて行くと、岩尾谷源頭辺りに出たようだ。
這うようにして登り、焼杉山の登山道へ出る。尾根道を左に登って行くと、よう
やく頂上。
蓬莱・武奈・皆子・先程登ったナッチョ等の展望が広がる。休憩していると、
天ケ岳で先に出発した人が登ってくる。ショートカットしたからなあ・・・。
古知谷へは二人で下りる。尾根道を下りるのだが、途中２つ程ピークがあるの
で軽い登りがある。鉄塔沿いの道だ。鉄塔を３つばかり過ぎると谷道となり、す
ぐに古知谷。このルート、結構枝道が多く、案内表示の無いところもある。
古知谷から大原までバス道を歩き、大原からバスで帰途に着く。
とにかく、今日は暖かくて、山頂での食事も、冬季にしては、珍しくゆっくり
楽しむことが出来ました。サイコーでした。
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