三石山「和泉山脈」

1995年 3月 11日(土曜日)

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低山徘徊日記
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昨夜の11時頃風呂に入っていると、ならやまさんから電話があった。シメシメ、
どこから連れていってもらえる・・・と思って後程電話をすると、どうも行くアテ
はないようだ・・・というより、何処でもいいらしい。まかせる・・・ということ
だった・・・(^^; 

朝、7時半、ならやま邸の前迄来ると、ならやまさんはもう表に出て待ってはった。
あやめ池から電車に乗り、難波で南海電車・高野山行きの急行に乗換える。車中で
は、早速、無線機とマニュアルを出して勉強。
御幸辻で下車。風が強い。春の嵐といった感じだ。線路に沿って少し戻り、踏切り
を越える。すぐの分岐を右に登って行くと左手に池。右手上のゲートボール場を過
ぎたところで右折。少し登って、直に左へ曲り、道なりに歩いて行く。「丸尾池近
道」の表示で右手に回り込んで行くと、やがて右前方に丸尾池が見えてくる。池の
真ん中に立派な吊り橋がかかっている。なんだか、場違いなような吊り橋だ。

この辺りから、道なりに行けばいいみたいだ。緩やかな長い登り・・・途中2本ば
かり、左手から登ってくる道と合流する。初めは西向きに行っていた道が、北へ転
じてからは、少しきつい登りも出てくる。テープの目印が沢山ある所で、左の杉の
植林の中の登りに入り一汗かく。少し開けたところに出てくるが、ここが、地図で
三石山への分岐になっているところのようだ。簡単な道標もある。ここで暫く休憩。

ここから頂上までは30分も掛からないという感じだったので、ならやまさんに先
に行ってもらい、私は少し遅れてスタートする。もちろん、無線でやり取りするた
めだ・・・(^_-)  
無線で「では、今からスタートしま〜す」と送っておいて、登り始める。登り始め
ると息が切れてなかなか話せない。山頂間近になって、ならやまさんから「ただい
ま、最後の登りで〜す」と連絡が入る。「息が切れてるけど、頑張って登りま〜す、
どうぞ」なんて調子で山頂に到着。付近では山仕事の人が入っていて杉の枝打ちを
している。

山頂は杉の植林に囲まれて、全く展望はない。これほど、展望の無い山も珍しい。
少し風が有るがここで昼食にする。ならやまさんは先ずミカンを食べる。一個頂く。
私は後で食べたが、甘いミカンだ。ならやまさんはラーメン、私はおにぎりだ。時
折、無線の勉強をしながら食べる。ウエイクアップを試そうとセットしてみたが、
残念なことに私の無線機が電池切れとなってしまった・・・残念・・・(^^;

昼食後、コンパスで方向を確かめ、西へ下るが、直に未舗装の林道にでてしまう。
地図では点線道だったのでヤブ道を期待していたのに・・・ナッテコッタ・・・
仕方なく林道を歩くが、未舗装なので、まだ許せる。南の展望が素晴らしい。吉野
川を挟んで向こうに連なるのは、高野の山だろうか・・・林道がグルット廻って、
丁度、三石山の南下辺りへ来たところで、古い踏み跡へ入る。よく判らないまま、
道なりに下っていくが、幸いしっかりした踏み跡が続いていて、後で確認すると、
ゴミ谷左岸の尾根からゴミ谷へ下りてきたようだ。

林道に出たところで、少し休憩。あとは林道を小安地蔵へ出て左折、県道を御幸辻
駅へ向かう。途中には柿の果樹園が多く、今は丸裸の柿の木が盆栽の木の枝振りの
ようだ。また、ところどころ、白や桃色の梅の花が見事だ。
御幸辻駅に着くと、ほとんど待つ時間もなく電車がやってくる。ならやまさんもウ
ッカリ缶ビールを買うのを忘れてしまったみたいだ・・・(^_-)

無線の勉強と山行の両方満足の贅沢な山行でした (^^)v
ならやまさん、有難うございました。                           
                                                                               
1995年 3月 11日(土曜日) 曇 (メンバー)ならやまさん

        09:45           80.0m  御幸辻駅                                        
        11:25- 12:15   738.6m  三石山                                          
        13:45          220.0m  小安地蔵                                        
        14:15           80.0m  御幸辻駅                                        

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