国見山「台高」

1992年 8月 16日(日曜日)

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低山徘徊日記
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 近鉄の榛原駅から7時25分発菟田野(ウタノ)行きのバスに乗る。終点の菟田野
で接続の大又行きの小型バスに乗換え、終点の大又で下車。大又までのバスには
薊岳に登るという男性1人が一緒。

 朝の内は珍しく快晴に近い、どピーカン。素晴らしい展望が期待できそうだ。

 8時40分登山開始。バス道を引返して2つ目の小さな橋を越えたところで右
の山道に入る。すぐに右手に鉄の網を張った橋があるので、これを渡る。ゆるい
登りを少し行くと、右に急登する道があるが、まっすぐ沢に添って進む。途中、
ヤブや急登もあるが、約20分で和佐羅(ワサラ)滝。ガイドブックによると30mと
あるが、なかなか見事。写真を撮ったりする。

 滝を過ぎてからは、少しキツイ道を滝の上までよじ登る。最後に大きな岩を左
に巻いて登ると、和佐羅の村落からの立派な山道に飛び出す。左へ進む。ここか
ら二俣まで1時間ほどだが、ユルイ登りをダラダラと歩く。2つ橋があって、一
旦対岸へ渡るが、また戻ってくる。3つ目の橋を渡ると二俣。よく見ると左手に
壊れかかった小屋がある。

 二俣の手前の橋を渡り、右へ折れる。沢にそった道を登る。しばらくして、沢
を対岸へ渡るが、このあたりでは小川となっている。5分程で丸木橋を渡り、尾
根への登りとなる。少し登ると左手に、水場。この上には水は無いようだ。

 このあたりから、小1時間で伊勢辻山。

 伊勢辻山は最高の展望。以前登った薊岳が正面に見え、360度の展望という
のは、偽りではなかった。国見山より展望は良い。ただ、二俣から伊勢辻までは、
道標やテープなども殆ど無く、地図に無い道も多いみたいで、地図とコンパスは
必携。

 伊勢辻山から又、小1時間で、目指す国見山に到着。国見山からは、大又林道
出合いへ、急な道を下りるつもりだったが、探したけど、下り口がよく判らず、
登ったり下りたりウロウロ。疲れてしまう・・・結局、来た道を帰る事にする。
おかげで、予定の15時52分のバスには乗れず、17時11分のバスで帰途に
つく。

 こちらのコース、あんまり人気が無いようで、帰り道の伊勢辻山の山頂で、国
見山へ向かう単独男性と出会っただけだった。
 又、このコース、和佐羅滝を過ぎてからは、急な登りは殆ど無いが、とにかく
長い。ダラダラと登りが続く。

 今回、往路、伊勢辻山を少し下りたところで、鹿と遭遇。でも、見たのは家内
だけ。角の立派な鹿だった・・・そうだ。

1992年 8月 16日(日曜日) 曇    (メンバー)芳子

         8:40          420.0m  大又バス停                  
                    1,290.0m  伊勢辻山                      
                    1,418.7m  国見山                            
        16:45- 17:11   420.0m  大又バス停                  

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