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生駒河内越から信貴山へ2001年 2月 09日 (金曜日) 曇り時々晴 |
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家を出る段になってパラパラと小雨になる。「ありゃ、こりゃ天気予報と違う
じゃないか」と一瞬躊躇ったが、ぐずぐずてもはじまらない。とりあえず出発
することにする。
「あれっ、元山上駅が新しくなってる」駅に着いて驚いた。単線で狭いプラッ トホームがちょこんとあるだけで、駅舎らしいものも無かったのだが、真新しい 駅舎が出来、駅前もちょっとした広場になっている。 伊古麻山口神社を経て千光寺分岐・・・ここで左の坂を登る。狭い道だが舗装 道路が農家の間を縫うように登っていく。一箇所だけ直進すると下っていく分岐 があるが、ここは右手に登っていく。坂を登りきるとアブラチャンやロウバイの 咲く平坦な道になる。この辺りまでは畑や民家がポツポツとある。道端の草叢に は、オオイヌノフグリが咲き始め、ヒメオドリコソウももう少し・・・といった ところだ。さらに進むと民家が途切れ、右手下には工事中の自動車道のトンネル が見えてくる。左手の畑に少し下ると「峯腰痛地蔵尊」。 お参りした後、工事中の自動車道にかかる陸橋を渡って、いよいよ山道に突入。 緩やかな登りの道が続く。１０分弱くらい歩くと、二股分岐。真中に赤い『火の 用心』の立て札がある。ここは、左に行くと尾根道が続き、河内越えの本道とな っている。ただ、単調であるので、右手の谷道に入る。谷といっても深い谷では ない。ガマの穂やススキの茂る湿原となっている。湿原の右岸沿いに細い流れが あり、踏み跡はその流の縁を辿る。 なにか花でも咲いていないかと注意深く歩いて行くが、山影で日当たりも悪そ うなので、目ぼしいものはない。それでも、流れは都会の山とは思えないほどの 清らかさだ。やや冷たげな水の流れで、まだ春の花は期待できそうに無い。 沢筋を詰めてもいいのだが、緩斜面を見つけ右岸の尾根筋に上がる。道無き道 ではあるが、下から見上げると尾根筋が見えるほどの短い登りだ。エンヤコラと 這い上がると、そこは穏やかな日差し。踏み跡を辿って少し右手に行くと『地藏 堂』の裏手に出る。その向こうに、河内越の本道が走っている。そのしっかりし た踏み跡を右手に辿ると１０分ほどで信貴生駒スカイラインに出る。 スカイラインに沿って縦走路があるので、そこに入る。左にとり十三峠から高 安山・信貴山と辿る。縦走路は高校生の団体が歩いている。混雑を避けて、十三 峠の少し先でお昼の休憩とする。『彼らはどこまで行くのだろう？』と思ってい たが、結局は信貴山下駅までほぼ同道。ただ彼らは信貴山の頂上は迂回していた。 お寺に遠慮したのだろうか・・・ 信貴山参道も人影は少なく、茶店もほとんど閉店。楽しみにしていた寅饅頭の お店だけはやっていたので、饅頭をパクつきながら駅への道を下る。 |
| 2001年 2月 9日 (金曜日) 曇り時々晴 (ﾒﾝﾊﾞｰ)芳子 |
10:45 75.0m 近鉄元山上口駅
11:00 伊古麻山口神社
11:10 千光寺分岐
11:25- 11:30 峯腰痛地蔵尊
11:45 地蔵堂
11:55 スカイライン
12:30 420.0m 十三峠
12:40-12:55 十三峠バス停（昼飯）
13:15 487.5m 高安山
13:35- 13:45 437.0m 信貴山
14:10 270.0m 朝護孫子寺山門
14:30 ケーブル廃線下
14:40- 14:55 近鉄信貴山下駅
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