７時３７分、京都から湖西線の電車に乗ると、８時６分ＪＲ和迩(ﾜﾆ)駅に到着。
８時８分発の栗原行きのバスに乗る。山に行く人はいない。ほとんどの人が途中
の比良病院で降りてしまった。８時２０分終点の栗原で降りる。

　暫く民家の間を登っていくと、水分神社へ。なおも林道を登る。舗装が無くな
って、少し行くと、砂防ダム。９時到着。ここから山道となる。３０分位登ると、
丁度Ｔ字路の分岐に出てくる。道が左右に別れているが、その両方にテープやリ
ボンがベタベタと貼ってある。左へ行くと霊仙（りょうぜん）山。右へ行くと権
現山。まず、霊仙山を目指す。左へ少し行くと右に緩やかに降りているが、ほん
とは左の踏み跡に入るべきだったのだが、間違えてタイムロス。

　１０時、霊仙山。琵琶湖が見える。

　先程の分岐まで戻り、今度は右手の道を取ると、権現山。頂上直下は、ピスト
ンしてきた足にはヤヤきつい。

　１１時、権現山。平から上がってくる道と合流。

　１１時２０分、法華山。この山への登りが、何故か、しんどかった。権現山を
過ぎた辺りから小雨。傘がいるほどではないが、草やクマ笹が濡れていて、ズボ
ンも濡れてくる。雨具のオーバーズボンをはいたりする。法華山に着いた頃は、
雨は上がっていたので、少し早いが、昼食にする。頂上は回りはクマザサで、展
望は申分ない。風がピューピュー吹いて、雲が琵琶湖の方へどんどん流されるよ
うに動いていく。

　法華山を後にして、小女郎峠を経て、蓬莱山へ。蓬莱山への登りは、見晴らし
が良く、草原を登っているような感じで、気持ちがよかった。リフトの横手の草
原を、ブラブラと下って、少し登ると打見山。このあたりは、冬はスキー場なの
だろう。リフトやゴンドラがいっぱい。売店もある。打見山から縦走路を比良岳
へ向かう。

　１３時３０分、木戸峠。
　１３時５０分、比良岳。展望無し。
　縦走路は烏谷山（１０７７）の頂上をかすめるように通っていて、荒川峠を経
て、南比良峠にたどり着く。

　１５時、南比良峠着。金糞峠まで行く予定だったが、下山予定時間が来てしま
ったので、ここから降りることにする。

　１５時１５分下山開始。最初は綴れ織りの穏やかな道だったが、途中、崖崩れ
のあったところに迂回路が出来ていたが、この道が急だ。５〜６０メートルに渡
って、ロープが張ってある。沢の水音が聞こえるようになると暫くして、黒い色
の小屋の前に出る。砂防ダムが目の前にあり、水場もある。少し危ないところが
あるとすれば、ここまで。ルートはしっかりしているので、迷ったりする心配は
ない。

　ここからは川に添った穏やかな下りで、やがて、道も舗装道路となる。堂満小
屋を１６時５分に通過。

　１６時３０分比良駅に到着。１６時５４分の京都行きの電車で帰途につく。

　平日ということもあって、登山者は少なかった。比良岳あたりで、女性２人。
烏谷山あたりで、単独の男性と４〜５人の団体とすれ違っただけだった。蓬莱山
付近はアベックや家族連れが遊びに来ていたが、風が強かったので、多くはなか
った。

         8:06- 8:08            和迩（わに）駅      　　　  　　　　　　　　
         8:20          181.0m  栗原      　　　　　      　　　　　　　　　
        10:00          750.8m  霊仙山              　　　　　　　　　　　　
　      11:00          996.0m  権現山                                      
　      11:20        1,060.0m  法華山                                      
                     1,174.0m  蓬莱山                                      
                     1,102.0m  打見山                                      
        13:50        1,051.0m  比良岳                                      
        15:00- 15:15           南比良峠                                    
        16:30- 16:54          ＪＲ比良駅