シャカ岳・武奈ケ岳・堂満岳「比良」

1992年 9月 6日(日曜日)

TOP MENU
低山徘徊日記
山域INDEX
LAST PAGE

 7時37分、京都から湖西線の電車に乗ると、8時15分比良駅に到着。比良
ロープウエイ行きのバスは8時46分と聞いていたが、日曜日ということでか、
すぐに臨時のバスが出た。バスの発車まで時間があれば、タクシーに乗ろうかと
思っていたが、その必要は無かったし、大体、タクシーなんぞは無かった。

 8時40分、イン谷口をスタート。大津ワンゲル道で釈迦岳に向かう。今日は
少し欲張りなコースなので、ピッチを上げて登る。途中琵琶湖がきれいに見える
ところもあり、なかなか快適な道だ。山頂近くでケーブルからの道と合流する直
前、急な崖をよじ登ったりするところがあり、結構、面白い。この道を登る人は
意外に少なく、同じバスで来た人の中では2〜3組だった。

 10時20分、釈迦岳に到着。あまり展望はない。休憩している間に、家族連
れなど3組が訪れる。別のルートからの人達だ。

 暫く休んで、出発。10分でカラ岳(1050)。ここは関電の建物とアンテ
ナがあるたけで、山というより単なる通過点だ。しばらく下降が続き、次郎坊
(988)へ立ち寄ってお参りをし、比良ロッジへ。ロッジの手前を右に下がる
とスキーのリフトなどがある広っぱに出る。ヤクモキャンプ場、イブルキのコバ
を経て武奈ケ岳へ。山頂直下の登りは結構急だった。武奈ケ岳へはカンカン照り
のスキー場の斜面を登るのかと、内心恐れていたが、登山道は谷に添ってあるの
で、涼しく登れる。

 12時、武奈ケ岳に到着。360度の展望は、天気も良かったので最高。釈迦
岳はもとより蓬莱山に連なる山々も・・・。昨日辺りから少し涼しくなったこと
もあってか、陽射しは強かったものの、風が涼しくて、心地好かった。流石に人
は多い。数えきれない。こんなに人の多い山は久し振りだ。

 武奈ケ岳で昼食。休憩後、コヤマノ岳(1097)・中峠(1070)を経て
金糞峠(850)へ下りてくる。ここは風が吹いていて涼しい。
堂満岳を目指して、14時に金糞峠を出発。

14時30分堂満岳(1057)到着。武奈ケ岳と違ってこの辺りに来ると、人
は誰もいない。ここからイン谷口付近まで、誰と会うこともなかった。もちろん、
こんな時間に登ってくる人はいないと思うが・・・。展望無し。ただ、途中のピ
ークで展望の良いところがある。琵琶湖方面はもちろん、これから登る堂満岳の
白い岩肌も美しかった。

14時45分下山開始。堂満岳東稜を降りノタノホリを経由イン谷口近くへ下り
てくる。堂満岳直下は急な下りが続くが、暫く行くと谷川沿いの道があったりし
て、気持ち良く歩ける。ノタノホリは見るからにノタッとした、さざなみ一つな
い水面が薄気味悪い池なのだ。イン谷口からでは、どうせ、バスも満員だろうと、
比良駅まで歩く。駅に到着したのは、16時30分。16時54分の電車で帰途
につく。

比良山系は最近は初めてだが、琵琶湖があるせいか、眺めが雄大ですよね。奈良
からだと、手軽に行けるし、気に入ってしまいました。
ただ、人気の山が多いので、これからのシーズンだと人出が多くなりそうだ。是
非、平日に行くことにしたい。

1992年 9月 6日(日曜日) 晴    (メンバー)単独

         8:40          350.0m  イン谷口                      
       10:20        1,060.6m  釈迦岳                                      
       12:00        1,214.4m  武奈ケ岳                                    
       14:30- 14:45 1,057.0m  堂満岳                                      
        16:30- 16:54           JR比良駅                    

『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
サイン