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古川さんの「大峰奥駆・大天井ケ岳再挑戦」

   古川さんへのお便りは (holiday-in-paris1915@room.ocn.ne.jp) へどうぞ



「大峰奥駆・大天井ケ岳再挑戦」

とき 2010年11月7日(日)曇り

   昨年の3月に積雪のため断念していました大天井ケ岳に再挑戦するべく、今回は友 人と二人で大峰奥駆道を再び洞川から吉野まで縦走することにしました。急行バスが ありましたので、9時20分に洞川温泉バス停を出発し、昨年同様、林道を辿りまし た。ハイペースで歩き、10時10分に五番関トンネルの入り口に出ました。

ここからは昨年断念した山道を五番関へ登ることとし、やや急な登りで途中、フィッ クスロープなどもあって15分ほどで五番関に到着しました。ここには立派な女人結界 が置かれていましたが、説明板など悉く「女人」の文字が消され、単なる悪戯ではな い思いを感じました。そこからは奥駆道の巻き道を右へ分け、尾根道を北へ向かい、 やや急な登りを何回か繰り返して途中、山上ガ岳山頂の金峰山寺の大屋根も見え、11 時20分に頂上に着きました。頂上では展望はないと思っていましたが、北側が開けて おり遠く金剛葛城の山々が良く見えました。これまで金剛山からは大天井ケ岳を意識 して見たことがなかったので新鮮な驚きでした。頂上からは北へ斜面を下りました が、途中ロープも張られるほど急な下りで、雪に覆われていると下るのに難儀したと 思われ、昨年断念した判断は正しかったと思いました。

その後、茶屋跡を経て、二蔵小屋に着きましたが、ここは有志の方が建設、運営され ているとのことできっちりと管理されているのに頭が下がりました。そこからさらに 下ると昨年歩いた林道に合流し、昨年と同じルートを四寸岩山へ向かいましたが、頂 上直下の伐採は昨年よりも進んでおり、南の山上ガ岳方面や西の高野山方面など、紀 伊山地の山並みが良く見え、13時に四寸岩山の頂上に着きました。この山は尾根筋の み落葉広葉樹が残され、紅葉がきれいでした。

そこからは吉野山へ下り、途中、蔵王権現が特別開帳されている蔵王堂に立ち寄って 16時に近鉄吉野駅に着きました。吉野山では花の季節ほどではないものの紅葉目当て の観光客が多く、そこそこ賑わっていました。

                                古川

[以下、あきゆき記]

ご投稿、有難うございます。

 ここも懐かしい山域で・・・メールに気付くのが遅くなって、掲載が遅れてしまいました。今年も、紅葉の季節・・・山歩きが楽しい季節ですね。

『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
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