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古川さんの「比良山系縦走」

   古川さんへのお便りは (holiday-in-paris1915@room.ocn.ne.jp) へどうぞ



「比良山系縦走」

とき 11月 2日(日)曇り



 今年の春に朽木谷から武奈ケ岳へ登り、琵琶湖側へ下山しましたので、今回は 北から南へ比良山系の縦走を考えました。湖西線のレジャー号という便利な新快速に 乗りましたが、中高年の登山客で途中までは満員で座れませんでした。

 8時50分に北小松駅を出発し、車道を登り、途中「げんき村」横目に谷を詰めて 揚梅の滝に向かいました。雌滝を見ましたが、その奥の雄滝へは一旦尾根に登って から改めて谷へ下るとのことで、ここは尾根からの遠望で我慢しました。雄滝は 滋賀県一の落差を誇るだけあって遠くからもよく見えました。

 尾根を登って9時50分に涼峠に到着、2万5千分の1の地図ではこのあと登りと なっていましたが、小さな谷を詰めるなどゆるやかな道が続きましたので、実際は 地図表記よりもかなり下に涼峠があることがわかりました。

 その後、釈迦岳の稜線へ向かって今日一番の登りとなりましたが、直登路の横に ジグザグの道が整備され、登りやすい道でした。途中琵琶湖側が崩れて緊張した 部分もありましたが、11時20分に釈迦岳に到着。あとは小ピークを登り降りして、 比良ロッジ跡やロープウエイ駅跡の広場に11時40分に着きました。

 春にも見ましたが、建物が撤去されてただっ広い広場になっており、多くの人が 昼食で休憩されていました。12時前でしたので先を急ぐこととし、金糞峠には12時 の到着、峠からは琵琶湖側がよく見えましたが、谷が侵食されていることの現れ とも言えました。

 昼食場所を探しながら堂満岳の西側を巻き、南比良峠に着きましたが、ここも 余り広い場所がなく先へ進みました。峠からしばらく登ると、急に視界が開け 樹木のないピークに着き、12時40分にここで昼食にしました。その後、今日の 最高地点烏谷山へ向かいましたが、縦走路はピークの南を巻いていましたので、 外れて山頂に向かいました。

 きれいな三角点がありましたが、先客の団体が昼食中で長居はできませんでした。 ここからの葛川越までの約100mの下りは地図からの印象以上に厳しい下りで、 このため膝とつま先が悲鳴をあげ、元気ならば蓬莱山から小女郎峠へ行き、 そこから下りようと考えていましたが、断念し、クロトノハゲから下山することに しました。

 次の比良岳も最高点の南側を通り、木戸峠から打見山の北東斜面を巻く道を 進みました。ここは急斜面の巻き道で、途中何箇所か小さな谷を渡る部分は 木の橋がかかっており、ロープも渡してありましたが、転落すれば命がなさそうな スリル一杯の道でした。クロトノハゲには14時15分に到着。そこからは整備された 道をひたすら下り、15時過ぎに林道に到着しました。

 地図では砂防ダムの下で道が二手に分かれているようになっていましたが、 谷から外れる右手の道しか分からず、そのまま下り、15時55分に志賀駅に到着 しました。

 さすがに今回は1000m級の山の縦走で足に響きまして、火曜まで太ももや ふくらはぎの筋肉痛が残りました。                                                  古川




[以下、あきゆき記]

ご投稿、有難うございます。

 比良も何度か出かけましたが、縦走となると、なかなか シンドイですね。懐かしい山の名前がたくさん出てきまして 懐かしく拝見しました。山では、紅葉も綺麗になってきて いるのではないでしょうか・・・歩きやすいいい季節ですね。

『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
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