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古川さんの「春の武奈ケ岳登山」

   古川さんへのお便りは (holiday-in-paris1915@room.ocn.ne.jp) へどうぞ



「春の武奈ケ岳登山」

とき 平成20年5月4日(日)

天気 晴れのち曇り

 武奈ケ岳へは学生時代の1979年秋に堂満岳―中峠―わさび峠―西南稜−頂上―釈迦岳―リフトのコースで登ったことがあり、今回は29年ぶりの登山となりました。

 同行者は他に3人で、京阪出町柳駅を8時45分発の坊村行き臨時バスに乗りましたが、あいにく団体客もあって車内は超満員で結局終点まで1時間強立ちっぱなしでした。

 10時に出発し、すぐ急斜面の杉の植林の中を登り、自然林に変わったころから尾根に達し、12時過ぎに御殿山に到着、そこからは雄大な西南稜が頂上まで見渡せ、他の山にはないダイナミックな景観です。そこから約1時間で1214mの頂上に着きましたが、さすがの豪雪地帯も雪は谷に少し残っている程度で新芽がきれいでした。天気も良く、日差しも強かったので吹く風は涼しくさえ感じる暖かな山頂でした。

 昼食後、スキー場跡を下山する事にしました。閉鎖されてまだ日が浅いためか、コース上の草地などがしっかり残っていましたが、すでにリフトはなく、これからは年々自然に戻っていくと思われます。1時間弱で八雲が原湿原を通ってかつてのロープウエー山上駅跡に着きましたが、ここもすべての施設が撤去されてしまっており、整地された白さがかつてここに施設があったことを物語っているのみでした。

 そこからはダケ道と命名されている尾根道を正面谷へ降りましたが、途中崩壊しているところもあり、かなり急な下りでした。ただ、正面谷が落石等で危ないとされていますので、比良山から琵琶湖方面へ向かう道ではメインルートかと思われ、多くの方が同じ道を降りてこられました。

 4時ごろに正面谷に下り、イン谷口に出ましたが、ロープウエーの廃止に伴い、バスもなくなり、ここから比良駅まで約1時間歩いて下りました。ロープウエーがなくなり、武奈ケ岳は登山者だけの静かな山に戻りましたが、一方で不便になり、複雑な思いです。


[以下、あきゆき記]

ご投稿、有難うございます。

29年ぶりに比良山・・・きっと懐かしかったことでしょうね。

私も、このところ、とんとご無沙汰ですが、イン谷口方面はロープウェイの廃止に伴い、バスが無くなったり、相当状況が変わっているようですね。最近は出町柳からのバスが便利なのかもしれませんね。昔は、バスが混んでも増発されることも滅多になく、サービスの悪い路線と思ってましたが、最近はどうでしよう・・・ (^_-)

でも、ロープウェイが無くなったとなると、きっと静かな山に戻ったのではないでしょうか・・・それも、またいいのかも・・・ (^_-)

『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
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