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古川さんの「三輪山登山」

        古川さんへのお便りは (holiday-in-paris1915@room.ocn.ne.jp) へどうぞ



「三輪山登山」

とき 平成20年1月13日(日)

天気 曇り後晴れ

 三輪山はご神体で簡単に登れる山だとは思わず、これまで20年程前に竜王山からの 縦走で裏から入ったことはありましたが、正面からは登ったことはありませんでし た。ところが、ホームページで何人か登られたとの記録を見て、今年登ることにしま した。

 今回は他に同行者3人を交えました。天気予報は雨だったのですが、低気圧が 早く過ぎて雨は朝までに上がっていました。桜井駅前を8時50分頃に出発し、街中を 通って大和川を渡り、金屋の石仏を見学して9時30分頃に大神神社に到着しました。

 登山口はその北にある狭井神社で、登るのには厳しい手続きが必要かと思っていまし たが、代表者の住所、連絡先を書いて一人300円を払い、襷をもらえば準備完了でし た。登山口には既に団体が待機していて大混雑で、巻き込まれては大変と先を急ぎま した。斜面を登った後しばらくは尾根道でしたが、程なく谷に降りていき、その奥に 行場の滝がありました。行場らしい設備が整えてありましたが、こんなに多くの登山 者があれば行どころではないようです。

 そこからは再びやや険しい尾根道となり、昨日の雨で道がぬかるんでいることもあり、やや歩きにくい道でした。登るにつれてご神体らしく、あちこちに磐座が見え、注連縄がなされていました。かつての印象では巨木が生い茂る暗い山だったのですが、奈良の山は平成10年の7号台風で巨木が倒れ、当三輪山でも例外ではなく、明るい普通の山となっていました。

 登山口から1時間ほどで奥宮に到着、頂上付近からは奈良盆地が良く見えるポイントもありました。 標高467mの三角点はそこから少し奥にあり、そこからさらに奥へ行こうとしました が、かつて来た裏の尾根へは通行禁止の縄が張られていました。先ほどの団体も含 め、子供の団体やカップルも登ってきて、六甲山や金剛山にも匹敵するのではと思い ました。

 下りは他の道へは行けず、もと来た道を必ず引き返し、狭井神社で襷を返す ことになっており、私も引き返し、30分ほどで神社に戻りました。

 その後、山辺の道を北上し、崇神天皇陵や下池山古墳、西・東乗鞍古墳、西山古墳、内山永久寺跡、石上神宮、天理教本部などを見て4時30分頃天理駅から帰りました。三輪山は簡単に登れる山ですから是非登山されることをお勧めします。


[以下、あきゆき記]

ご投稿、有難うございます。

もっと早くにご投稿いただいてたのですが、掲載遅くなってしまいました。申し訳ありません。

私も、何度か出かけたことがありますが、ご神体のということで気をつかいますね。

私も、最近はご無沙汰の山ですが、昔、偶然にも巻向山からの裏口登山、その次には正式コースでした。ただ、初めの時は200円でしたが、次のときは300円になってましたなぁ・・・

三輪山は、三島由紀夫の豊饒の海・第2巻『奔馬』にも出てきて、途中の滝行の場所などを見ると、これはその作品に出てきたところだろうか・・・などと想像を膨らませて歩いたものでした。



『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
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