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古川さんの「奈良東山周遊一体山、ダス原峰、塔の森、国見山」

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「奈良東山周遊一体山、ダス原峰、塔の森、国見山」

2006年2月25日(土)晴→うす曇

 JR奈良駅を8時に出発。奈良市街を抜け頭塔の北、高畑を経て滝坂の道に入りました。この道は何回となく通っていますが、渓谷の美しさや石仏も見れ、また奈良市の東部へ歩いて行くには欠かせない道です。

 1時間ほどで首切地蔵に到着。そこでは先行者の夫婦連れの方に会いました。その後東海自然歩道に沿って石切峠を経て上誓多林に到着。ここから自然歩道と別れて一般道を川沿いに東へ進みましたが、車の通行は殆どなく、快適に歩けました。下誓多林からは大平尾に向かって地図上の破線道を登り、大平尾からは一体山へ舗装された道を登り、11時20分に山頂到着。山頂は展望は余りなく、なだらかな林の中の一角という感じでしたが、山名の由来の石仏が置かれていました。

 その後、南へ水間峠をめざしました。この部分が本日最大の難所と考えていましたが、送電線の鉄塔があり、関電巡視路に期待して南へ向かいました。電波塔の南の水田に達し、南へ行く道を探しましたがテープ等はなく、東へ登る踏み跡を見つけたどりましたが、どんどん東へ進み、地図上の水間へ抜ける破線道どおりのようでしばらくして引き返しました。そこで水田に戻り、今度は水田を南へ谷をさかのぼり、尾根を目指しましたが、途中で道がなくなり藪の中を進みました。尾根筋に道があると期待しましたが、期待に反して道がなく、藪こぎをしているうちにようやく巡視路に出て、踏跡をたどって640.7m峰に到達しました。三角点を探しましたが、山頂部では見つけられませんでした。この峰からは北に明瞭な道が延びており、さきほどの水間への道から分岐しているのかも知れません。

 その後、巡視路をたどって程なく水間峠に到達。下に新しいトンネルが出来ており、早くも廃道の雰囲気が出ていました。そこからは林道を南へたどり、途中凍った池を見ながら13時ごろにダス原峰(フキガッポ)674.1mに到着。ここも電波塔があり、頂上までは歩きやすい階段が設置されていました。眺望は木が茂っていましたが木の間越しに西側が見えました。そこからはさらに南へ林道をただり、一台峠を経て635.3m峰の三角点を探しましたが、ここも見つかりませんでした。

 そこから車道を経て西へ向かい、廃屋をみてやや急な坂を登って14時30分に塔の森に到着。やや古びた13重の石塔が残っていました。さらに西へ進み、次の666.4m峰では三角点を見つけ、そこを経て15時前に国見山に到着。

 国見山は樹木もなく北や西方向の展望がすばらしくさすがに奈良市の最高峰でした。そこからは北によく踏まれた道をたどり、矢田原の西の展望の良い尾根を下って15時30分に矢田原のバス停に到着。ところが、バスの時刻まで約1時間あったことから鉢伏峠経由で下山することとしました。途中、春日宮天皇陵に立ち寄って峠へむかいましたが、峠の直前で突然犬に吼えられ本日で1番怖い思いをしました。

 そこからは車道を下り、17時にようやく紀寺町に着きましたが、足が悲鳴を上げ、JR奈良駅まで歩くことは断念して市内循環に乗りました。全コースを通じて人に会ったのは首切地蔵の所だけでそれ以外は誰にも会いませんでした。


[以下、あきゆき記]

ご投稿、有難うございます。

 これまた、ロングコースですね (@_@)
 一体山あたりと国見山が一日のコースになるのか・・・これは、考えもしませんでした。『ダス原峰』も初めて聞く名前です。早速地図で探してみましょう・・・ )



『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
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