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「阿蘇(熊本県)のツクシフウロ−2」 説明: 昨年に続いて「阿蘇」へツクシフウロを見に出かけてきました。8月中になんとかと思っていたのですが、雑用にとりまぎれ実行できたのは、昨年同様9月に入ってからになってしまいました。「日本で一番美しいフウロ」と言われるツクシフウロも、若さの盛りを越しては花色は薄く張りに欠け、水気の多い箇所を探して、やっと見られるものに出会いました。昔から、フウロの類は、イギリスやオランダで研究が盛んで、出版物もたくさんです。 私方にも、エオ博士の「ハーディゲラニウム」ほか3冊があり、今年6月に4冊目の、ベンダセンさんによる最新版が入手できましたが、そのいずれにもツクシフウロの記載がありません。今時の関心はもっぱら南アフリカのインカーナム系統のようで、コーカサス、ヒマラヤから中国、朝鮮半島までの種類には詳細な記述があるのですが、日本はいつになっても萱の外です。 私は、今回の写真を著者に送ることにしました。日本の代表名花ですから、それにふさわしい写真にしたいのですが、時期はずれの衰えは、私のまずい撮影技術で補いようがありませんでした。ツクシフウロには、赤い茎の個体と緑色の個体があり、「赤が本物、緑が雑種系の偽物」と言われています。少なくとも、この違いが分かるだけの写真は送りたいと思っています。フィルム現像があがりましたので、一部ご覧に入れます。 写真:平成17年9月3日撮影 ツクシフウロ(群生の一部です) ツクシフウロ(一株の大きさ・接写は掲載省略) それではどうぞ、ごきげんよう。 平成17年9月5日 北 敏幸/嘉與子 Toshiyuki.kita@mb8.seikyou.ne.jp [以下、あきゆき記] ご投稿、有難うございます。 「日本で一番美しいフウロ」と言われるツクシフウロ・・・見てみたいですね。こちらではあまり聞いたことがありません。フウロ類は沢山あるようですが・・・ 最近は、あまり山に出かけなくなったので、お近く(?)に阿蘇のような恵まれたフィールドがあるのは羨ましいですね。 最後になりましたが、台風14号大変でしたね。お近くに被害はありませんでしたでしょうか? |