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小川隆章さんの「阿寒の森の中のペンケトー・パンケトー」

        小川隆章さんへのお便りは (frqtg694@ybb.ne.jp) へどうぞ



      「阿寒の森の中のペンケトー・パンケトー」

阿寒横断道路の双湖台から北を見ると、森の中に「北海道の形」をしたペンケトー と、その左奥にわずかにパンケトーが見える。パンケトーは本当はかなり大きな湖な のだが、樹林の陰に隠れ、一部しか見えない。その湖をはっきり見ることが出来るのは 雄阿寒岳の山頂に立った者のみに与えられた特権だと言われている。

今回は双岳台に車を止め、森の中へスノーシューで入った。30分ほどで標高741 mの丘へ登る。ここは森の中に突き出た丘で、枯れた長身の樹木や途中で折れた枯木 など、自然が作った芸術作品のような趣がある。丘から北西方向にパンケトー、西に 雄阿寒岳を眺められる。

 一休みして、西に進み、ペンケトーへ向かい、湖面に下る。凍結した湖面に浅く雪 が積もり歩きやすい。湖面を北へ縦断してパンケトーの湖面へおりると、そこも野生 動物の足跡さえない真っ平らな湖面が広がる。風もなく静かで、耳を澄ませても遠く で野鳥の鳴き声がわずかに聞こえるだけだった。出発から2時間半ほど。帰路も登り なので2時間半かかった。



写真@双湖台からペンケトーとパンケトーを見る



写真A741mの丘にはすらりと背の高い樹木や枯れ木がならび、趣がある。



写真B741mの丘から北西にパンケトーの湖面が見える。



 写真C741mの丘の西には雄阿寒岳が見える。

写真Dペンケトーの湖面におりて、雄阿寒岳を見上げる。

写真Eパンケトーから見上げる雄阿寒岳は双耳峰に見える






  小川隆章
frqtg694@ybb.ne.jp


[以下、あきゆき記]

3月29日に原稿をお送りいただいていましたが 私の勝手な都合で掲載が遅くなってしまいました。
『ペンケトー』『パンケトー』その言葉がそれぞれ (上の湖)(下の湖)という意味なんでしょうか?
それとも(上の湖)(下の湖)というのば位置の説明 なんでしょうかねえ

いつも雄大な北海道の視線を拝見させていただいていますが 雄阿寒岳・・・勇壮ですね。登高意欲湧きます (^^)v

ご投稿、有難うございました。




『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
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