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小川隆章さんの「然別湖の近くの西ヌプカウシヌプリ」

        小川隆章さんへのお便りは (frqtg694@ybb.ne.jp) へどうぞ



       「然別湖の近くの西ヌプカウシヌプリ」

西ヌプカウシヌプリ(標高1251m)はすぐ東隣の東ヌプカウシヌプリとともに東大雪山系の南端に位置して、帯広方面からも目立って見えている。夏山登山道は南側の扇ガ原展望台ちかくから有るが、私は登ったことが無かった。今回は東側の白樺峠から入山する。

針葉樹と広葉樹が混じった若木が密生していて進みにくかった。しかも樹木の間は雪がフカフカで腰まで没してしまう。樹木に掴まり体を支えると枝に載った雪が頭上に降りかかる。昨年東ヌプカウシヌプリへ登って、そこから見たこの西ヌプカの写真を思い出し、南寄りの方が樹木がまばらであろうと思い、斜め左に進んでみる。一時間以上経過して、ようやく大きな白樺がまばらに生えた傾斜も緩やかな斜面に出て、しかも有り難いことに白樺の幹に赤いテープが付いているのを見つけた。テープをたどって登って行くと十勝平野の展望が広がり、近くの白雲山、岩石山が見えて来た。

山頂から北東に大きく然別湖が見える。今回、登りは3時間近くかかったが、私が入った地点から500mほど南(地形図に「千畳崩れ」と出ているところの南側)のところから入ればウソのようにラクに登れるハズだった。下山はそこへおりたのでわずか40分だった。



@東ヌプカウシヌプリ(右)と仲良くならぶ西ヌプカウシヌプリ(左)。地元の人々から夫婦山と呼ばれるが、どちらが雄山でどちらが雌山かは決められていないようだ。



A東隣の東ヌプカウシヌプリから見た西ヌプカウシヌプリ(昨年2月1日撮影)。 左奥に山頂標識の有る平坦地(1212m)が見えるが、右手前の峰が真の山頂だ。



B登り易い斜面から見る十勝平野。日高連峰はガスに霞んでいた。



C頂上から北西に然別湖が見える。ハートの形というにはムリがあるが、 兎か何かの小さな動物が180度飛び跳ねた形に見える。






  小川隆章
frqtg694@ybb.ne.jp


[以下、あきゆき記]

まだまだ寒そうですね。そたらと比べると暖かいくらいの関西ですが、 山へ出かける気力がうせて、なかなか出かけません (^_^)
ヌプカウシヌプリ・・・ってどんな意味なんでしょうねぇ・・・

ご投稿、有難うございました。




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