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「十勝平野を見下ろす展望台・東ヌプカウシヌプリ」 2月1日、東大雪山系の南端の山・東ヌプカウシヌプリ(標高1252m)に登りました。登りに3時間ぐらいかかるかと予想しましたが、なんと、わずか1時間35分でした。標高のわりにラクな山です。 積雪は1m以上あり、登山口となる白樺峠から針葉樹林をスノーシューで行くと、数m置きに目印となる赤いテープと布を見つけられ、消えかかった踏み跡をたどって行けたので、能率的でした。 雪は乾いた粉雪でしたが、スノーシューが雪に没することが少なく、歩きやすかったです。それでも冬用のツバをつけたストックがしばしばグリップの近くまで雪の中に没しました(急斜面の登りでしたから、前のめりに転倒することもなかったのですが)。1時間ほどで稜線に出ると、後は緩やかな傾斜のダケカンバ林が平坦な山頂まで続きます。 唯一危険なところといえば、この尾根道の東側が切れ落ちていて、そこに雪庇が発達しているので、踏み抜かないよう気をつけるだけです。氷点下の気温のはずですが、晴天で、風も無く、目の前に広がる十勝平野とその先の日高山脈を眺めて、昼食にしました。下山時、スノーシューをつけたままでは滑ってしまいそうな急斜面のところはジグザグに下ったり、一時スノーシューをはずしてみたりしました。スノーシューをはずしたとたんに、足が雪に深く没しました。 下山は50分ほど。まさに雪山初心者向の山でした。中腹でも山頂でも携帯電話の通話域でした。 東ヌプカウシヌプリの全景(写真中央)、下山後に撮影 針葉樹林の中はどこでも歩ける状態だが、赤いテープをたどる 平坦な山頂部 山頂から見る十勝平野の展望、右奥に日高山脈の峰々 小川隆章 frqtg694@ybb.ne.jp [以下、あきゆき記] かなりの標高差があると思われますがこの雪の季節に大変でしたでしょう・・・ トレースはあったようですのでラッセルはそれほどでもなかったのでしょうか ご投稿、有難うございました。 |