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小川隆章さんの「那須山系・南月山」

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「那須山系・南月山」

9月7日、那須山系南月山(みなみがっさん)に行って来ました。標高1776mということですが、登山口となる那須ロープウェイ山頂駅の標高が1684mですので、天候が荒れなければ登山というより、高原散策のようなラクなコースです。初めての植物にも出会えて思い出深い山歩きになりましたので、まとめてみました。

JR東北線黒磯駅発8時10分の東野バスで那須ロープウェイ山麓駅に向かう。天気は予報どおり曇だが、時々薄日が差したり、一部青空が見えたりするときもある。ロープウェイの山頂駅を出ると主峰の茶臼岳は深い霧の中にあって見えない。案内板に南月山まで往復5.8km、2時間20分と出ている。そこで、今回は茶臼岳には登らず、西に1km直進する。登山道脇にはリンドウが多い。約30分で牛ケ首の分岐に至り、ここから南方向へ尾根状の登り道を進む。道が平坦になるあたりで、左側にイワインチンとミヤマダイモンジソウが目に付く。さらに進んだところがこのコースの最高地点・日の出平(1786m)で、そこからゆるやかにくだり、イワインチンが多い砂礫地を経て、さらにゆるやかな登りを上りきると南月山の山頂だ。小さな石の祠が月山神社となっている。晴れていれば茶臼岳など展望が良いのだろうが、今回は霧が絶えず移動しているが、視界は50mから100mくらいである。11時前であったが、山頂周辺ではお弁当を食べて憩う人々でにぎわっていた。

 まだ歩き足りない気がして、山頂からさらに南側の白笹山に向かって、山路を下ってみた。中年女性二人が赤い実を多く着けた低木を前に立ち話をしていて、ヒロハノヘビノボラズというのがその名だという。その後、白笹山の山頂近くまで登ったものの、雨が降り始めたため、撤退することにした。南月山の山頂に戻ると雨がやむが霧は依然として晴れず、牛ケ首から先の復路でまた霧雨となった。帰りのロープウェイでは遠足の高校生など茶臼岳へ登ってきた人々が多かった。あいにくの天気で、彼らが気の毒に思えた。私自身は景色を楽しめなかったものの、十分満足して下山できたので。



岩インチン



大文字



蛇不登


小川隆章
frqtg694@ybb.ne.jp


[以下、あきゆき記]

早速の第2弾、ありがとうございます。今回は、とりたてのホカホカネタですね。 少し古い話でも、この冬の参考になりますし、ご遠慮いりません。新旧、お待ちしています (^_-)

ご投稿、有難うございました。




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