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カタクリは、本州でたいへんポピュラーな花のように思えますが、 九州では稀産植物です。 産地は、九州を東西二分する「九州山脈」の北端近くの山地四カ所 の山稜部付近。海抜1300〜1400mの温帯性落葉樹林下に限 られています。そこはまた、九州地核構造線上に位置し、石灰岩質で、 錫、亜鉛などの鉱物資源やクサボタンなどの好塩基性の珍植物 も豊富です。 「雁俣山」(熊本県)は、海抜1315m。山地の九合目にあたる 高さを国道が通じているため、登坂は僅か。カタクリの生育地に 往くのは容易です。 撮影:平成14年4月21日 雁俣山のカタクリ(生育地) 雁俣山のカタクリ(花接写) 雁俣山のヒカゲツツジ(花全姿) 平成14年4月30日 北 敏幸 / 北 嘉與子(福岡) Toshiyuki.Kita@mb8.seikyou.ne.jp [以下、あきゆき記] 投稿、有難うございます。 カタクリ・・・確かにこちらではポピュラーです。 ただ、盗掘で次第に少なくなっていることも事実です。 有名な群生地などでは保護する気運も高まっていますが 反面、それだけ少なくなってきたということでしょう。 私たちは、足の踏み場にも気を使っているのに 残念なことです。 ヒカゲツツジは多いのですか? |