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小野寺幸夫さんの「無念!フクジュソウの盗掘」 小野寺幸夫さんへのお便りは (kusamomiji@h8.dion.ne.jp) へどうぞ



あきゆき 殿
私、田舎のフライマンを30数年やっておりまして人里離れた渓流、源流を釣り歩い
ております。
3/20が秋田の渓流解禁ですから、雪に覆われた谷川が日一日と春になって行くの
を、毎週楽しみにしていたのです。

 今年は随分早い春の訪れで4/6には、父 母(90,83歳)と妻を連れて福寿草を
看に行きました。

 写真のように金箔のような花、はな、ハナ 
そこは、道路の脇で山側には墓石が数基、反対側は農家
その墓石の周辺いっぱいに咲いている。
 でも、墓地の花じゃーネ

実は、そこから車で20分位 林道を走ると林の中に、ここよりもたくさんの
福寿草の自生地(昔、ガソリン軌道の終点、飯場小屋があって誰かが植えた)
が在る。去年 数年ぶりに見に来たら花期を過ぎていて場所を探すのに   
苦労したけれど周りの草にとけ込んで福寿草は確かに在った。

 翌週、妻と二人で出かけた。しばらく手前で車を捨てて林道を長靴でウォー
キング
林間所々に雪が残っている。
「あそこだ」指さした処に軽トラが停まっている。
近づくと、林の中に蹲った男がいる。
男は振り向いてニヤッと笑い「コレ ナンダカ オベタカ(シッテルカ)」
「フ、ク、ジュ、ソ、ウ、、、、30年も看に来ていてだんだん少なくなってくナー
と、思ってたらこういう訳か」

男は知らぬ振りして掘っている。傍らには ふくらんだ大きなスーパーの袋
それだって2つ目か3つ目か分ったものではない。

 外れの方に2〜3本 「おーい」妻を呼ぶと走ってきて「大きな声で
呼ばないで、あの人に持ってゆかれる」どうにも腹立たしい
男の近くに行き「うーむ、こういう訳か、うーむ、こういう訳か、、、、」
 妻は私の袖を引っ張り、小さな声で「やめて、やめて」
男は殆ど堀尽くしたのにまだうろうろと、探している。

 妻は「軽トラのナンバーしっかり覚えてきた」「俺も」
でも、どうしようもない。
 だだ、悔しさを聞いて下さい。
 



[以下、あきゆき記]

投稿、有難うございます。

添付のファイル、拝見しましたが、まったく酷い話ですね。
そういう人がいることが残念でなりません。

私も、ササユリなど盗掘していく人を見かけたことがありますが
ほんとに腹立たしいものです。

ナンバーまで、わかっていてもどうにもならない・・・というのは
これが犯罪ではない・・・ということなのでしょうか。
小野寺の悔しい気持ちがよく判りますし、私も無念です。

『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
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