投稿の広場

TOP MENU
投稿の広場
来たとこへ戻る

大野博之さんの「夏の伊吹北尾根でバテた」 大野博之さんへのお便りは (msyouko@hamal.freemail.ne.jp) へどうぞ

   38.大禿山  1083m  H12年7月20日 (伊吹北尾根)

       9時20分〜15時30分   岐阜県春日村   晴れ 

             '暑い!暑い!暑い!・・・バテバテ’

 4ヶ月振りの山歩き、軽い所へと伊吹北尾根に行くことにする。6時
に家を出る、名神は結構多くの車が走っている。関ヶ原インターからド
ライブウエーで山頂へ7時30分着。

 先にお花畑を見ようと、遊歩道を登り山頂へ向かう、一面のお花畑で
大きなシシウド、伊吹トラノオ、ルリトラノオ、オオバギボシ、カワラ
ナデシコ、シモツケソウ、ホタルブクロ、シナノキンバイ、色々な花が
咲いている、又大勢の人が散歩している。山頂三角点にタッチし駐車場
に戻る。

 山頂駐車場から1km程戻り伊吹北尾根登山口に駐車する、7〜8台
置けるスペースが有る。

 目の前に直ぐ急降下し急登する真っ直ぐの登山道があり、尾根の先に
パラボラアンテナのある国見岳が遠く望める。

 9時20分出発、6人のパーテーと二人連れが二組登っているのが見
える。石灰質の石がゴロゴロしていて歩き難い所が結構有るが、道はは
っきり付いている、しかし暑い! 水を飲む。
 登ったり下ったりの尾根歩きが続いているが、日陰も少なく日差しを
浴びての歩きのうえ風も無く汗が吹き出る。久々のせいかきつい。

 6人のパーテーが休憩しているのを抜いて行く、二人連れは抜いたり
抜かれたりしながら大体同じペースで登って行くようだ。

 11時10分御座峰に着く、誰もいない日陰もなく三角点にタッチそ
のまま大禿山へ向かう。下りかけた所の日陰に二人連れが二組休んでお
り、昼食を食べようとしていた、一組は焼き肉を焼いており、良い匂い
がしている。 

 下り切ると細い尾根に出た、両側が切り立っておりなかなか面白い所
だ。妻が調子悪いと言っている、かなり体力を消耗しているようなの
で、この先の大禿山まで行って帰る事にし、何とか登り切り12時10
分山頂着。

 ここは三角点は無いが山頂標識は立っている、西方面が良く見えるが
息も絶え絶えで休む方が先と思うもここも日陰が無い、登山道を奥へ進
むと日陰があり、一組の登山者が休んでいた、その先で昼食とするが妻
が食べたくないと言っている。
 体の火照りがいつまでも取れないとにかく暑い、休憩中の人ももうこ
こで帰る、この先行けば帰れなくなると言って、さきに帰って行った。

 食事をしていると5人の女性パーテーが国見方面からきた、暑いですね
と声をかけたが案外平気そうだ、山馴れた人達なのだろう。

 13時帰り始める、6人のパーテーと二人連れの二組は結局御座峰で
帰ったようだ。帰りも暑い、どんどん水を飲む、ペース一段と遅くな
る、御座峰へ戻る、4人のパーテーが休んでいた。

 直ぐに小さなピークが見えるがその先に大きなピークが見えるまだま 
だ遠い、水が残り少なくなってきた。膝上の内側の筋肉が震えだした、
いままでにない個所で不安だ、又完全に疲れ切ったようでで登りが極端
に辛い。妻は一歩一歩がやっとのようだ顔色も良くない、最後の登りの
途中日陰でシートを敷いて大休憩をする、妻は横になって寝た状態で休
む。

 ゆっくり休んだらだいぶ良くなったようで、最後の登りを一息で登り
切り15時30分やっと車に戻る。

 山頂方面に向かって車が渋滞している、夕方に近いのにまだ登る人が
多いのか?山頂の自販機でジュースをゴクゴクと飲みたいのだが、諦め
て下る。

 "ジョイ伊吹薬草の湯”へ入る、規模は小さいが露天風呂もあり、
なかなか良い風呂だ、脱衣所にザックが幾つも置いてあり、伊吹登山
をした人が大勢来ているようだ。ラウンジでの、伊吹ハムをつまみの
生ビールは最高に旨かった。

 久しぶりで脚力も劣っていたのに加え、暑さで完全にバテた危ない山
行きとなった。

    出会った花:ウツボ草.しゅろ草.メタカラコウ
  (伊吹北尾根)

[以下、あきゆき記]

夏の山は、なかなかシンドイものです。
"ジョイ伊吹薬草の湯” 一度行ってみたいものです。

『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
サイン