<山行報告> 千種高原〜後山〜板馬見渓谷
〈兵庫県・岡山県の県堺〉
福富孝吉
(日 時) 平成12年5月27日〈土〉〜28日〈日〉
(参加者) 福富(CL) 柳生 土田 生村 清水(礼) 菅野
原 中尾〈一般〉
(コ−ス)
27日 JR三の宮 9:21発新快速乗車姫路着9:59
姫路発10:21バス山崎乗換え西河内行き中野下車13:00
空山登山ピストン〈2時間〉下山後宿の迎車でちくさ高原ネイチャーランド泊
28日 宿発8:30〜ダルガ峰〜駒の尾山〜鍋ヶ谷山〜船木山〜後山
12:00〜板馬見渓谷の一般道を下山14:00 林道〜松の木橋〜千種発
1バスにて姫路着17:45
(所見)
平日は好天がつづいていたのに土日になると悪天となる。27日も朝から雨。
千種高原に早く着きすぎるので手前の中野でバスを降り空山というところに
オマケで登ることにした。、町が最近話題になった「大馬鹿門」をこの山に誘
致して建てたと知っていたので見てみることにした。
急な山道だが木々に覆われた里山の感じ。雨具とスパッツはしっかりつけて
いるがカサもさして登る。他に誰一人登る人はなく頂上につくと、ぽつんと石
の彫刻「大馬鹿門」が立っていた。町の活性化になるかどうか、山には不釣合
いと僕は感じる。眺望が良いそうだがもちろん雨でなにも見えない。
登りくだり2時間。なんの苦も無くピストンしたが、雨で濡れた森の香りは
気持ちのいいものだった。
迎えの車を呼びスキー場の宿につく。スキー客用の施設で季節はづれだし客
は二組のみ。ガランとして静か.だ。夕食後はメンバー全員で無料サービスのカ
ラオケを楽しんだ。
翌28日なんとか雨もあがったが曇り日。宿の玄関口からすぐに広がるスキー
場のゲレンデをリフト沿いにダルガ峰の尾根まで直登する。雪のないゲレンデだ
から青々とした野草が茂っている。そこで女性方は歓声をあげながらわらび取り
に夢中になる。
リフト終点のちょっとした広場にこれから縦走する後山方面行きの標示がある。
これより駒の尾山〜鍋ヶ谷山〜船木山〜後山の順に縦走して行く。尾根は平坦
な部分が多いが山が変わるたびに登り返しのアップダウンもある.。晴天ならと
きには歩くコースを前方に望んだり、また振りかえって辿ったコースを眺望する
ことも出来るのだが,曇り日でそんな楽しみは無い。それでも山歩きは気持ちを
やわらげ、のびやかな気分にしてくれる。メンバーの足並みそろって愉快,愉快の
ハイキングだ。
後山12:00着.昼食を取る。ここには2,3のグループがいたが皆岡山県
側から登ってきた人達だった。兵庫県側の松ノ木橋に下る道は何本かあるが我々
は一般コースをえらんだ。行者コースが面白そうだがパーティの人数が多いし雨
上がりの状況も考慮した。
板馬見渓谷沿いに下るが上流部は緊張する渡渉もある。やがて昔女人結界と
された登山口につく。それからは林道で、松ノ木橋までだらだら40分歩か
なければならない。ここにはバス停はあるが一日2本。さらに40分千種バス停
まで車道を歩いた。千種よりバスで山崎経由で姫路まで往路をたどる。
以上
[以下、あきゆき記]
投稿者の福富孝吉は私の叔父で 芦屋の山の会「アルペン芦山」で活躍しています。
私のHPに載せてもいいよ・・・とお許しを得ましたので、掲載させて
いただきました。有難うございました。
『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)