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いのうえひろふみさんの「交野山の逍遥小記」 いのうえひろふみさんへのお便りは (inoue@cc.osaka-kyoiku.ac.jp) へどうぞ


こんにちは。秋冷の言葉がすんなりと
受けとめられる日となりました。
午後の半日を利用して、交野山を歩いてきました。
あきゆきさんは先週においでたとか。
源氏の滝から登る予定でしたが、適当な駐車場が見つからずに、
ままよと交野いきものふれあいの里の駐車場まで車で上ってしまいました。
ぶどう園、関西創価高・中校の横を過ぎてからの道の細さに驚きました。
対向車も時折あって、離合に苦しむ道でした。
駐車場は、朝9時から夕方4時30分までの利用とのこと。過ぎれば
施錠する旨の看板がしつこいぐらいあります。


交野山の逍遥小記 1999.10.16(土) 天曇り 単独行き


稲掛けと交野山(交野市倉治から)
13:25  交野いきものふれあいの里の駐車場出発。広い。       コゲラの小路ではなく、ゴルフ場への道を上がる。       ゴルフ場の駐車場は満車状態。10分で交野CC・交野山山頂分岐。       やまかぜの小路を歩く。「此附近岩倉開元寺」との石柱あり。       はしごと鳥居を二つ抜けて交野山三宝荒神を祀る石の祠。彩色して       七福神を象った小石を額にした供えがあった。かわいらしい神様たち       に見える。

やまかぜの小路
13:40 交野山山頂到着(341m)。観音岩という大岩がどっしりとそこに       ある。裏側から見上げると梵字が大ぶりに彫られていた。古代の岩座       址とのこと。

交野山頂上
      岩の裂け目につゆくさが紫の花を咲かせていた。            初夏に源氏の滝から登ったときにはずいぶんとしんどかった記憶が       あったから覚悟していたが、あっという間についた。       先客2人。一人はラジオをつけっぱなしで煩しい。こういう人を若者       ことばで「じこちゅう(自己中心)」と言う。       フランスパンと魚肉ソーセージの昼食。眺望を楽しむ。風は冷たい。 

宇治方面(醍醐山)
14:05 頂上出発。トンボ池を過ぎて白旗池に下る。こちらの道がきついよう       だ。 14:20 白旗池。干して補修をしている様子。底に赤茶色の濁った水がわずかに       残るばかりである。網で魚をすくっている係りらしき人がいた。ときお       り       大物の魚が跳ねて波紋が広がる。ありじごくの小路を歩き、トンネルで       引き返す。       アスファルトの道を交野CC・交野山山頂分岐まで戻る。そこから上り       下りの       あるコゲラの道を歩く。樫の林に風が鳴る。その奥にひよどりの       さえずりを聴く。立ち止まって深く息すれば、落ち葉の香りが胸にしみ       こむ。       歩をすすめれば、一足ごとに乾いた枯れ葉の音が快い。       脇道があれば、少し奥まで歩いてみた。草の種子がジャージにくっつ       く。 15:15 駐車場到着。一本の柿の木に、先のとがった小ぶりの実が色づいてい       る。       桜木の葉は紅葉している。もうだいぶ葉を落としている木もある。       すれ違う人も少なく、閑かな山中であった。はや秋の気配に満ちてい       る。  いのうえひろふみ ------------------------------------------------------------------------------ (あきゆき)  交野山はお近くですか?  ちょっと時間でのんびり歩くにはいい山ですね。なんとかの道・・・なんて名  前がついているのは、まあ俗っぽいとは思いますが、それはまた楽しいもので  すね。  まだまだ、歩いていない・・道・・があるので、私もまた行ってみたいと思っ  ています。
『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
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