登山メモ[通算79回目]1999/03/10(水)
【山 域】岐阜県・各務原市
愛宕山(あたごやま=269m)
双子山(ふたごやま=247m)
八木山(やぎやま=296m)
【樹木環境】アカマツ林にクチナシ、ヒサカキ、ネジキが点在
【ひとこと】西も東も「火の用心」の山。森さん再開の足慣らし。低山ながら
充実度ナンバーワン(ガイドブックから)の言葉どうり、展望も
なかなかの山々
【天 候】曇り時々晴れ
【同 行 者】富田、石川、森雅、寺崎、羽根、南谷、不破(OB)の各氏と横井
行程
家出発08:10→神宮前駅08:31¥710→09:20新鵜沼駅09:40
→羽場駅09:45(歩数計測始め)→鉄塔10:30(歩数計1,038)
→10:51愛宕山(歩数計1,291)11:10→双子山11:38(歩数計2,272)
→12:00八木山(歩数計2,948)13:10→東登山口13:41(歩数計4,803)
→14:33新鵜沼駅¥650(歩数計7,726)
雑感 ざっかん 雑観
愛宕山
八木山
◆今朝は曇り空でやや寒い。言葉の行き違いで弁当作ってもらえず神宮前で“上助
六”¥390なるものを買って通勤客で満員の 急行に乗る。幸い座れたのでまず
まずか(登山の出で立ちで座席に座ることやエスカレータに乗るのは何故か気
恥ずかしいの は私だけかな)。
新名古屋駅で石川、富田、森雅の3氏が乗ってきて、早速、森さんが「佐藤貴は
風邪気味で来ない」(よく風邪をひくナー)。電車が犬山で後ろの4両を切り離
した頃、後部車両から羽根さんが移ってきたが不破さんの姿はない。みんなが
ボーとしていて、もう少しで新鵜沼を通過するところだった(大勢でいるとき
でも1人1人がしっかり確認していないと危ないね)。
乗り換えた電車の後ろの車両に寺崎、南谷氏の姿あり、駅のホームには不破さん
が待っていた。羽場駅は無人駅なので車掌に切符を見せるだけで電車は行って
しまったので「切符いらなかったナ」と言う声が聞こえた。
国道21号を横切り左右の「火の用心」の山を見ながら、津島神社を過ぎて鵜沼
中学を目指す。学校を左に迂回して愛宕山の登山口を探す。新興住宅街の犬に
吠えられながら、何とか鉄塔に取り付く。ツツジの蕾が今にも咲きそうに大き
く膨らんでいる。ヒサカキの小さな白い花がびっしり付いているが、別のヒサ
カキには赤みのかかった花もある。どう違うのかな(赤いのは発情している=
富田さん言)。
ヒサカキ(白)
ヒサカキ(赤)
愛宕山に向かう道すがら虫に食われたクチナシが多数見られる。が、実の付いた
木はほとんどないのは、土地が痩せているせいだろうか。火の用心」の字も近
くで見ると白い大きな鉄板が並べてあるだけで、とても字には見えない。山頂
近くから見る西方下界は各務原飛行場、苧ヶ瀬池などが一望できて素晴らしい
風景が広がっている。展望を楽しみながら愛宕山で休憩(不破さんに饅頭をい
ただく) 緑が濃いシャシャンボや枯葉を木全体に付けたヤマコウバシ
(短い葉柄に抱かれて大きな芽ができ、冬に枯葉が枝上に残る=不破さんが道
をそれて探し出す)。ヤマツツジらしき(朱赤色からたぶん)花一輪見つける。
ヤマツツジ
下り、登りして双子山を通過する。また大きく下り、登り(すべてが直登の道。
足すと結構高い山と同じになるな=南谷言)。山頂近くから桃の実のような芽
を付けたマルバアオダモが群生している。
あちこちの鐘の音に誘われるように、だんだんと好天になってきた八木山頂に立
ついつもの賑やかな昼食では羽根さんの梅干や森さんのミカン、南谷さんのコ
ーヒーなどご馳走になる。1時間以上もゆっくりした後、コガラに案内されな
がら、くねくねした本来の登山道を下に向かう。もう少しで咲きそうなモチツ
ツジ (あと1週間遅かったらネ=富田さん)が回りに沢山ある
◆長い長い舗装道路を歩きやっと新鵜沼駅に着き、羽根さんが金山まで切符を買
うと¥650 「これだけ余分に歩いて60円しか安くならない」の声に「時給60円
だな」の寺さんの言葉に羽根さんも返す言葉ナシ。意地でも全席指定の特急に
乗らず、急行でそれぞれ家路に向かう。森さんも元気に最後まで歩き、本人も
自信を取り戻したようで大変有意義な1日でした。森さん! 次回からが本格
的な登山になるので、よりトレーニングを積んだほうがいいよ。
スミレ
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