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今年、初めての山は暖かい愛知県渥美半島に行って来ました。 登山メモ[通算73回目]1998/01/21(水) 【山域】愛知県・田原町 衣笠山(きぬがさやま=278m) 〜滝頭山(たきがしらやま=258m) 【ひとこと】この時期でも渥美半島のせいか南の島の雰囲気があり、しかも1000m 以上の疲れが残った山 【樹木環境】カクレミノが主流。後はユズリハ、ヒメユズリハに珍しいのはフサ アカシアが大木を含め多数みえた 【天候】晴れ 【同行者】不破、寺崎、羽根、入江、佐藤貴、加藤忠の各氏と横井 行程 家出発07:55⇒地下鉄平安通り08:05⇒金山08:25⇔08:35⇒名鉄¥1080⇒豊橋09:27 ⇔09:46⇒豊橋鉄道渥美線¥510⇒三河田原10:20⇔10:26⇒衣笠山登り口10:07⇒東屋 11:35⇒展望台11:45⇒衣笠山頂12:05⇔12:45⇒ジョギングコース出会い13:00⇒滝頭 登山口13:25⇒滝頭山頂13:48⇔13:55⇒滝頭不動14:25⇔14:30⇒三河田原15:40⇔ 15:50⇒豊橋16:23⇔16:32⇒金山、名古屋へ 雑感 ざっかん 雑観 満員の通勤、通学の車内から車窓を見れば立ち枯れたススキの穂も静かにたたず んでいるのを見れば風もなさそうだ。これで気温が上がってくれれば…。見慣れ たはずの豊橋駅が改装で一変していて、あの、あのそば屋が正面に見えない。や むなく人の流れに乗って行くと、改札口近くにメンバーの顔を見つけて一安心。 渥美線に向かう途中、以前登山前日に泊まったビジネスホテルが見えて、ちょっ と郷愁に浸る。三河田原駅に降り立つと気温も上がったのか、さっそく寺さんが 服を脱いでいる。衣笠山の登山道までの古い住宅街の中に沢山のお寺があり、ウ バメガシ(羽根さん、やっぱりドングリが出来るね)、ヤマモモなどに混じり不 破さんが、境内を指さしながら「タブノキだよ」と教えてくれた方角を見るとり っぱなタブノキがそそり立つ。庄司川の土手は風が強いが、緑いっぱいの草の中 にタンポポやスイセンの花が咲き、ここだけ見れば「もう春!」。ミカン畑に入 るとビワの木が早くも1センチほどの楕円の実をたわわに付けているのをみて、 思わず「早い!」。大きなカラスウリ(不破さんによればキカラスウリらしい) に誰かが「大きいな」と声。ユズリハにしてはスマートな葉が話題に(結果はヒ メユズリハ) 新しい林道を抜けて「衣笠山遊歩道」の道標に沿って綺麗に整備された道を歩き 出すと、今までに見たことがない偶数2回羽状複葉の10mほどの木を見つけて、 「何だろう」と思案しながら「ギンヨウアカシア」ではという不破さんの意見に この場は従う(調べてみたらギンヨウアカシアかフサアカシアに絞られたが、小 葉の数が30〜40=北隆館樹木図鑑=を決め手でフサアカシア)。ニシキギも歩道 沿いに植栽されている。 一面のウバメガシの落葉を踏みながら最後の急坂を登ると衣笠山だ。日当たり、 景色のいい岩場で7人がワイワイと羽根さんの梅干し、寺さんの野沢菜などでに ぎやかに昼食を摂る。私は1人内緒で持っていたガスでスープをこっそり飲む 「美味しい」が少し気が引けた。 滝頭山に向かう途中、カクレミノの大木が倒れかけていたのを少し皆さんで分け 合う。階段と急登を登り滝頭山頂に立つ。ここから2度もコースが定まらず(こ んな事を言うと叱られるかもしれませんが、私にはリーダーの思惑が分からず首 を傾げてしまったが、皆さんはどう思いましたか=今後は、こうしたいと言うこ とをはっきり言って欲しい)、時間をロスする。白い蕾を付けた灌木を「コショ ウノキだ」と言ったのだが調べてみたらミヤマシキミの誤りでした。滝頭不動に 来たときに、羽根さんが稲荷山の方に向かおうとしたので「時間的に無理では」 と制止、滝頭公園を経て駅に向けた。庄司川の岸辺の赤い実を羽根さんが採り、 みんなで考えたりしながら駅へ(あとで不破さんが「マサキ」と)。駅近くの店 で30ヶ入った小さなミカンを買い、みんなで食べながら豊橋に。 ---------------------------------- 横井 渉 watazoki@pc.highway.ne.jp http://home3.highway.ne.jp/watazoki/ ---------------------------------- |