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酒井 浩司さんの「小谷山」 酒井浩司さんへのお便りは (sakai@kcn.or.jp) へどうぞ



またまた、間が空いてしまいました。HP開設?に向けてフィルムスキャナーを
組み込もうとして
再びシステムダウンしていました。期間は4月24日から5月12日。今までに
ない長期間のトラブル
になってしまいました。(現在もスキャナーは作動せず。)

しかし、山行のほうは続けていました。GW中は5日に小谷山,6日に伊吹北尾
根を歩いて来ました。
とりあえず、まとめ終わっている小谷山の方だけ報告します。

小谷山【里山】
5月4日:11時20分〜16時10分
場所; 小谷山(JR河毛駅→小谷山→七尾登山口)
同伴; 陽子
装備; OLIMPUS L-1(陽子専用),Nikon F90S
参考文献; 隠れた名山64(七賢出版)

行動背景; 北近江では既に田にへ水を引いている。山本山からみた美しい条理集
落は、水を湛えた今こそが原風景といえる。長い間ご無沙汰していた湖周遊を兼
ねて、小谷山から近江盆地を眺める旅にでる。

行動目的; 水田を高地から見下ろし、風景撮影を行うこと。また、琵琶湖一周一
筆書きの旅を成立させるために小谷山登頂の後、次の目標「七尾山」登山口まで
歩かねばならない。

午後から回復するという天気予報を信じつつも、今までの山行があまり天気に恵
まれないため、暫く様子見。その結果、6:20生駒駅発となる。米原駅での乗り継
ぎ時間を利用して近江牛ステーキ弁当を購入し、河毛駅から歩行開始。駅では関
西方面からのハイカーの集団も降りたが、彼女らは山本山に向かうようだ。

9:55,駅からサイクリングロードを利用し、水田に写る馬蹄形の小谷山や右手に
見える虎御前山を鑑賞しながら30分ほど歩くと尾崎神社へ到着。登山道らしきも
のが見あたらないので神社裏側の斜面を急登する。すぐに車道にでるが、配水塔
の左の踏み跡を辿って登山道に入る。山頂は雲がかかって見えない。
新緑深い尾根道を進む。行く手を塞ぐ枝を払うと濡れた葉々から水滴が降りかか
る。霧が流れ幻想的である反面、湿度が高く汗がシャツに粘り着く。途中、城跡
風の史跡が二カ所あるが歴史が苦手な私には猫に小判。最初から最後まで、展望
の利かない尾根道を蜘蛛の巣と格闘しながら上り詰めると広い山頂に着く。ここ
まで導は全くない。
11:45,山頂ではあるが、食事にはちと早い。ココアだけにする。汗はかいたが
5分も休めば体は冷える。まだまだ暖かい飲み物がありがたい。周辺を散策する
が、やはり展望は利かない。山頂を覆う雲のせいではなく、晴れていても日の光
も届かないであろうほど茂る樹木の為だ。記念撮影の後、12:15,南東に向けて
下山開始。

午後には予報通り霧が薄れ始め、これから向かう七尾山方面が見渡せる。六坊跡
では食事中の熟年夫婦と出会う。尾崎神社から小谷山経由で来たというと、「そ
れは本格的な登山だねぇ」と感心されてしまった。小谷山は標高495mの小粒な
山なのだが・・・。ここから先もあまり展望の良い場所はないとのことで少々気力
が削がれる。
12:45,少し登り返した山王丸という史跡で食事にする。太陽光を反射する水田
を見ていると琵琶湖が膨張したかのようだ。その水田に山本山が浮かぶ。
13:20,下山再開。すぐに分岐が現れる。左、大石垣。地図を見ても大石垣とい
う地名はないなぁ。興味本位で進んでみると、城跡を示す大きな石垣の跡があっ
た・・・。
タンポポだらけの本丸跡付近まで来ると、地元の親子連れで賑わい始める。自動
車道がそこまで延びており、登山装備の我らは浮いている。誰も通らぬ車道脇の
登山道を黙々と降りる。車道を横切ると登山道の終点はすぐだ。
14:15,登山口着。振り向けば小谷山の全域がきれいに見渡せた。いつものパタ
ーンで下山後に天気は回復する。
ここからは義務的に歩く条理集落散策遊歩。これが意外に面白く集落ごとに現れ
る寺や神社の趣、家庭の庭でほころぶ花々は結構我らを楽しませてくれた。大阪
のアスファルトにむせ返る熱波と水田の表面を波立たせて吹き抜ける風を比較で
きるはずもない。
伊部−山ノ前−尊勝寺−平塚−内保−大路−三田−野村−佐野−南池と集落をつ
ないで七尾山登山口まで歩く。南池のバス停には17:10についたが最終バス(日
に3往復しかない)は15時55分だった。さらに今荘橋口まで歩いて本日の行程を
終了した。バス停付近からは、明日歩く伊吹山の北尾根がはっきりと見てとれ
た。明日の山行は最高になりそうな予感。

1997. 5.4.「伊吹北尾根」に続く。

次回予定; 5月5日,伊吹山:【低山】;花に興味の深い嫁の嗜好にあわせ、花
の宝庫として隠れた人気の伊吹北尾根を踏破する。予定では伊吹山頂を通り登山
口まで降りることにしているが、山頂駐車場からバスで帰ることもあり得る。

これから新宮の烏帽子山へ登りに行くので、今日はこれで失礼します。
なんだか、拙い山行報告ですみません。

では、また。

ps,今回の「山へ行こう」はマシントラブルでお誘いメッセージさえ見ること
ができませんでした。
トラブル続きのかわいい自作パソコンに乾杯!



(あきゆき) 投稿、有り難うございます。   >筆書きの旅を成立させるために小谷山登頂の後、次の目標「七尾山」登山口まで 小谷山も七尾山も、行ったこともなくよく知らないのですが、「琵琶湖一周一 筆書きの旅」というのも初めて聞きます。もっと詳しく教えていただけませんか? >トラブル続きのかわいい自作パソコンに乾杯! ご自分で作られるとは、なかなかのパソコン通なのですね。ややタダっ子で言 うことをきかないことがあるとしても、愛着も大きいのでしょうね。 私のパソコンの具合が悪くなったときには、またいろいろ教えてください。 「伊吹北尾根」楽しみにしています。
『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
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