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川畑 和夫さんの比良小女郎池報告 川畑 和夫さんへのお便りは (kawa2413@vesta.ocn.ne.jp) へどうぞ




  こんにちは、川畑です。

 連休後半に、また比良へ出かけました。黒江さんと同じ5/4に、
家族5人で、5/1に私一人で歩いたコースの前半部分を歩いてきました。

 黒江さんも比良だったのですね。大津ワンゲル道は2度下りに利用したこと
がありますが、登りだと相当しんどそうな道ですよね。釈迦岳は石楠花が
多いのでこの時期は人気があるようです。真夏だと誰もいない静かな山
ですが・・・。

 私たちは連休前から計画を立てていたもので、コースは正面谷から
武奈ヶ岳の往復をして、金糞峠で石楠花を見ようというものでしたが、
私の話を聞いた家内の「子供たちに水芭蕉を見せてあげたい。」の一言で
このコースに決定しました。

 7:45大阪発の新快速(比良ホリデー号)で堅田まで行き、8:44の江若バス
で平へでました。連休中日で、天気も快方に向かう予報の為か先日と打って
変わって大勢の登山者です。バス停には朝市も立って、山菜や漬け物、餅
が出ていました。

 権現山の登りは急ですが、先日登ったばかりですので余裕をもって登る
ことが出来ました。1時間15分で頂上。子供たちに飴を食べさせ、写真を
撮って、出発。頂上を少し下ったところで、イカリソウを発見。(この時点では
花の名前が判らなかったので、写真を一枚撮り、帰宅して調査)その先から
登山道のわきには、コイワカガミ、スミレ、ショウジョウバカマ等が連続し、
鶯の鳴き声も聞こえるので、家内始め、子供たちもすっかり上機嫌です。
(小学6年の次男はバスに酔って、それまで少し不機嫌でした)

 ホッケ山の登り辺りで、琵琶湖側からガスが上昇し始め、天気が急速に
回復し始めま、ちょうど3000m級の夏山のようでした。

 小女郎峠を通過して池に直行し、水芭蕉のもとに駆けつけました。
 花はまだ咲いており子供に見せることができました。

 ここで、一つ気になることがありました。それは、男性1人を含む中年の
女性グループが花の根本まで足を踏み入れていたので、入らない方が
良いと注意したのですが、「そうやね」と言いながら、全く出ていく気配も
なく、「数年後には、周囲の柘植にやられてしまうのでは」と言いながら 
そこらを歩き回っているのです。私はあきれてそれ以上は何も言いません
でしたが、柘植より人間のほうがもっと怖いと感じた次第です。周囲に
ロープも無く、自然のまま見る事の出来るポイントは、登山者一人一人が
大切にしたいものです。

 池の周りには大勢の人がいましたので、峠まで戻って昼食にしました。
 子供たちの楽しみは、カップラーメンです。私達はインスタント味噌汁に
しました。

 昼食を摂っている間にも、権現山、小女郎谷、蓬莱山、小女郎ヶ池の
各方面から、人が行き来します。特に、蓬莱山方面からが多いようでした。

 昼食後、蓬莱山に向け出発。30分で山頂に到着。スキー場の斜面に
置いてある「そり」と滑り台、ジャングルジム等で少し遊んでから、
打見山のトラバース道へ向かいました。ここはスミレが多かったようです。

 大分下って、JR志賀駅への分岐手前の石楠花はきれいに咲きそろって
いました。その先の分岐を左の木戸峠方面に進むと、イワカガミとウメバ
チソウ(?)の群落があります。そこまで足を伸ばして、花を堪能した後JR
志賀駅目指して下山開始です。

 この道は湖西線の電車からも見える尾根についているもので、相当な
急斜面ですので、覚悟して下りたのですが、思いの外、良く整備されて
いて、石ころは多いものの、歩きやすい道でした。その代わりに飽きる
程のジグザグを切らされますが・・・。

 登山道の半ば辺りには、天狗杉と言うのでしょうか、樹齢500年くらいは
ありそうな巨大な杉があります。私達一家5人で囲んで少し余裕がある
程度ですので、周囲5〜6mでしょうか。
 それと中腹以下のケヤキの巨木や楓の新緑は実に見事でした。

 登山道の終点の堰堤の下で小休止をして、林道を下ったのですが、
これは大分遠回りだった様です。途中で沢沿いに道があるのに気が
着いたのですが、大差ないと判断してそのまま林道を直進しました。

 相当南に進み、大分行き過ぎたなと思う頃北に向かう道に合流して
一安心。やがて湖西道路の下をくぐり、別荘地を抜け、木戸部落の
立派なお宮の横を通って琵琶湖に向かって下ると、左手に志賀? w
が見えてきました。正規なルートは別荘地の北側を通過する様です。

 お宮には、立派な御神輿が5台並べて飾られていました。家々には
提灯が上げられていましたので、多分お祭りだったのでしょう。

 志賀駅15:59発の普通電車で帰路に着きました。

 一家で花の山道を堪能してきました。特に家内は独身時代に、尾瀬
に3回も行った程の山好き、花好きですので、久しぶりの水芭蕉に
感激したようでした。

それでは、またお便りいたします。

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川畑 和夫
E-mail kawabata@nissha.co.jp
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(あきゆき)  >女性グループが花の根本まで足を踏み入れていたので、入らない方が  あっ、これ言われると頭が痛い・・・実はろ、私も、何気なく入ってしまった のです・・・言い訳すると・・・どこに咲いてるか探して歩き回っている間に 入っていたわけで・・・なにげなく入ってしまいました・・・行く前は、到底 近くには寄れないだろうから・・・と思い、500ミリのレフレンズを持って 行ってたのですが・・・ あ〜あ、情けないことです。反省モードです。確か に、踏みつぶされた花もありましたし、注意しなくてはいけませんね。  >花はまだ咲いており子供に見せることができました。  よかったですね。それにしても、ミズバショウは結構長い期間咲いているので  すね。  これからも、花の好きな奥様と山歩きを楽しんで下さい。
『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
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