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酒井 浩司さんの「ポンポン山」ほか 酒井浩司さんへのお便りは (sakai@kcn.or.jp) へどうぞ



ご無沙汰しております。生駒の酒井です。年末にNet Scape3.0にアップしたら自
作マシンがとんで
しまいました。苦労しながらもE-Mailの解析は何とか上手くいきました。遅くな
りましたが、お礼と
ついでに最近の山行報告です。

昨年12月からの山行は、
12月 8日;御在所山:表道→中道(中道凍結路で滑落の恐怖を味わいました鎌ヶ
岳の写真良し。)
 1月 1日;生駒縦走:信貴山〜生駒山(夜間に道を間違えて十三峠から平群駅へ
エスケープ)
 1月12日;賤ヶ岳〜山本山(天候抜群、景色良し)
 1月26日;高見山(霧氷あるも天候悪し)
 2月 2日;矢田丘陵:矢田山→松尾山(山行費用が尽きたので近場で。)
 2月 9日;ポンポン山(東海自然歩道全走中)

でした。元旦の生駒縦走や、一週違いの高見山等、黒江さんと結構ニアミスして
いるんですね。
2月23日の三峰山山行には参加したいのですが、滅多にない休日出勤があたって
しまい、今回もボツ。
もともと一週前の16日にいく予定でしたので、また報告いたします。

取りあえず、一昨日のポンポン山記録を添付致します。

Walking Report 0021
東海自然歩道3-3【低山】
2月9日:10時30分〜17時10分
場所; 摂津峡→ポンポン山→大原野
同伴; 陽子
装備; Nikon F90S, ESPIO 928,Konica Big Min(陽子専用)
参考文献; 東海自然歩道3-3,低山徘徊派「やっと登れたポンポン山」
Operation; 大東征                       Code; Traffic Confusion
行動背景; 「雪被る北山杉」は是非写したい被写体であり、今週撮影に出かける
予定であった。しかし、昨日から寒気は緩み、北山に雪はない。予定を変更し、
飛ばし区間となったポンポン山を目指すことにする。
行動目的; 東海自然歩道全走。ポンポン山は人気コースで多数のハイキングコー
スが設定されているが、東海自然歩道を忠実にトレースする。

急遽目的地を変更したため、下準備が追いつかない。取りあえず必要そうなもの
を詰め込む。アイゼンは要らないだろうということになった(我らは簡易アイゼ
ンを持っていない、八本刃だけだ)。私は念のため軽登山靴、嫁はウォーキング
シューズで出発。
8:15,壱分出発。電車では大阪か奈良を経由しなければならない。阪急が直接乗
り入れる堺筋本町経由で行くことにする。ところが件の堺筋本町で地下鉄がオー
バーラン。滅多にない経験が出来た。さい先良いやら悪いやら・・・。
10:00,阪急高槻市駅着。ガイドブックではここから市バスが出ている筈だが目
的の路線は見当たらない。駅員に尋ねるとそれはJR高槻駅から出ているとのこ
と。いきなり準備不足の影響が出る。仕方なくタクシーを利用することにする。

10:20,下ノ口バス停着。ポンポン山はこの先の上ノ口バス停の方が良いのだ
が、摂津峡を歩き残しているので(The Big Burn参照)ここから歩くことにする。
摂津峡周辺は来る桜のシーズンに備えて地元住民が空き缶回収や売店整備に精を
出していた。白滝茶屋を越えると釣り人が増える。こんなに狭く、水深もない所
に何かいるんかいな?と思っていると渓谷入り口に入漁料金所。「2月初旬より
イワナ放流」。養殖物だったのか。
11:00,上ノ口着。ここが本来のスタート地点である。しばらく北に歩くと道路
脇に鳥居が立ち、神峰山寺への分岐とわかる。ここから神峰山寺まで、東海自然
歩道は極力舗装路を避けて設けられているが、その結果無意味なアップダウンが
多い。
11:40,神峰山寺着。小休憩の後、出発。ここから本山寺の駐車場までは舗装
路。途中に一カ所だけ南西方向が望める場所があり、今し方歩いてきた摂津峡方
向が見通せたが他には展望を得られる場所がない。歩くのが辛い道である。本山
寺駐車場を越えると未舗装路になるが、車道として整備されているので、足に優
しいわけもない。所々に雪が残り、足下はぐちゃぐちゃ。尾根に交差するところ
で神峰山寺から直接突き上げてくる登山道と合流。こちらは「登山道」で歩き甲
斐がありそうだが、すぐ脇に「現在立ち入り禁止」と立て札がある。その立て札
の横から北西方向が僅かに望めるが、何の工事か、尾根が一つ削られ消滅しかか
っている。二回目の小休憩。

13:00,本山寺発。ここから本格的な登山道となり、下山者に出会うようにな
る。やっぱり、出遅れたのかなあ。大阪・京都府境あたりからは完全に雪道。凍
っているわけではないので軽登山靴の私は不安はない。ボウズソールシューズの
嫁はスリップしまくっているが、何とか持ちこたえているようだ。高度を取るに
つれて登山道の表面がふわふわした感じになる。ドライならポンポンいうのかも
知れないが、今日は水飛沫が上がるだけ。

14:05,変わりばえのしない、しかし歩きやすいやせ尾根風登山道を登り切ると
ポンポン山山頂。20人近くが雪を被った頂で休憩をしている。片隅を開けてもら
い、食事の準備に入る。登山中は汗をかいたが、山頂の風は冷たく今日もラーメ
ン(好きやねん味噌味)が旨い。荷物を軽くするため、ココアと甘酒も一気に消
費。代わりに体が重くなる。調理中にどこからか、羽虫が一匹飛来する。夏は虫
が多そう。見晴らしは360度というわけではないが、ここまで歩いてきた北摂と
これから進む宇治方面が見通せる(その気になればもっと広範囲が見られる)。

15:00,下山開始。京都府側に進むが、山の北面にあたるため登山時より残雪が
多く、しかも凍結している。ここまで耐えてきた嫁が15:45,ついに転倒。先行
する私の足を払う形でぶつかってくる。私は倒れるまいと踏ん張った拍子に、持
病の膝をやってしまったぜ。最近は両膝とも痛むが、今日は左。下りで歩速が落
ちるのはまずいなあ、帰りのバスに間に合わない・・・。
15:40,杉谷分岐着。多くの人はここから善峰寺に進むが、我らは左折し金蔵寺
を目指す。ここから暫く(1km前後)舗装路であるが、周辺風景は落ち着きがあ
り気にならない。道標に従い未舗装路にはいる所で姫路ナンバーのビッグホーン
が道を塞いでいる。エンジンをかけっ放しで何しとるん?と思い、中を覗くと半
ば予想通りでした。
16:30,細く、急降下する九十九折りの道を下りきり金蔵寺着。ここからまた舗
装路。17:00のバスは間に合いそうもないので、南春日町バス停手前の駄菓子屋
でジュースを買って水分補給。店主の「おこしやす」の挨拶に京都を実感。
17:10,南春日町バス停着。次のバスは17:57かぁ。暫くすると女子大生風4人組
が現れる。我らと同じく、バスを逃したらしい。観光の話でもして時間を潰そう
か?するとどこからともなくシビックが現れ、女性陣に声をかけている。最寄り
の駅まで乗せていってあげると言っているらしい。結局彼女たちはその車で去
り、寒風の中ポツネンと残された我らはわけもなく口惜しかった。その後きっち
り時刻通りにやってきた路線バスで帰路についた。
1997.2.9.終了。
コース記録; 下ノ口バス停(10:20)→『摂津峡』上ノ口バス停(11:00)→神峰山寺
(11:40)→本山寺(13:00)→ポンポン山(14:05)【昼食】(12:50)→杉谷(15:40)→
金蔵寺(16:30)→南春日バス停(17:10)
編集後緑; Traffic Confusion「交通混乱」;地下鉄のオーバーラン、高槻市営
バスの起点ミス、岐路バス乗り遅れ。おまけに雪道に足を取られ歩行速度自体も
上がらない。公私ともに交通に見放された一日であった。
次回予定; 2月16日,三峰山:【低山】;霧氷には高見山で出逢えたが、天気に
は恵まれず景色を楽しめなかった。かといって同じシーズンに同じ山に登るのも
ちょっとなぁ。もうひとつの霧氷の名所、三峰山を目指すことにしよう。ここで
も天気に恵まれなければ、次の目標は金剛山。



(あきゆき)  メール有り難うございます。    >ご無沙汰しております。生駒の酒井です。年末にNet Scape3.0にアップしたら自  パソコンのセットアップで大変だったようですね。3.0のインストールで壊  れるというのも珍しいですが・・・(^_-) 2月16日は私も三峰山に行く予定です (^_-)
『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
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