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杉本さといも(本名は里子)さんの尾瀬報告 杉本さといもさんへのお便りは (satoko@inetmie.or.jp) へどうぞ






黒江さんお元気ですか。お久しぶりです。前にもお話ししましたように、10
月4日から8日に四泊五日で尾瀬に紅葉を見に行ってきました。日光の近くに
あるため車で行くのはなかなかつらいところですが、金はないけど暇はある。
ということで、今回は大胆にも、車で高速を使わずに、25000円の予算で
尾瀬に向かって出発しました。ちょっと無謀な気もしましたが、(なんといっ
てもご飯がすごい、鍋とカセットコンロで自炊したのですから!)心配してい
た宿屋、ご飯もきちんととれ、(鍋でのご飯最高でした。昼御飯はもっぱら、
空き地でカセットコンロで湯を沸かし、カップラーメンを食べた。)素晴らし
い旅になりました。黒江さんはこんな貧乏旅行はしないでしょうが、もし尾瀬
に行くのなら、是非私のいったコースを参考にしてください。

 第一日目は名古屋駅を8時半に出発し、お昼には第一ポイント寝覚ノ床に到
着しました。木曽福島にあり、奇妙な岩石に包まれた寝覚ノ床は昔浦島太郎が
竜宮城から帰った際に玉手箱を開けておじいさんになったところだといわれて
います。(ほんとうか?)そして夕方には軽井沢を通過し、群馬県の榛名湖の
ほとりにある、榛名湖YHにて一泊しました。第二日目は早朝に出発し、早速
日光国立公園に入りました。榛名湖から中禅寺湖や丸沼など、紅葉真っ盛りの
素晴らしい湖の眺めを一望し、10時頃に日光の華厳の滝に到着しました。エ
レベーターで展望台に行き滝を見ると素晴らしい景観でまたロープウエイで紅
葉を上から見ることもできました。(予算の都合上私たちは乗らなかったけど
。)そして日光東照宮ここは大変外人さんの旅行客が多かったです。そして次
に霜降高原道路(有料、牧場の景色が壮大。)を経て尾瀬御池に向かいました。
ここで尾瀬へのアクセスについてアドバイスなんですが、尾瀬沼へは、わたし
たちが利用した尾瀬御池のほかに大清水、鳩待峠など、アクセス方法がありま
す。私たちは今回尾瀬の紅葉を見に行こうということであえて紅葉のきれいな
ところばかりを拾った結果、御池からのコースになりましたが正直言って御池
は一番マイナーです。というのも、御池は尾瀬でも一番奥にあるので大清水や
鳩待ち峠に比べて出発地点まで行くのに3時間余分にかかってしまうのです。

そのかわり、尾瀬で一番紅葉が素晴らしい燧裏林道を歩け、また、いってみて
解ったのですが、一番ここからはいるのが、登りが少ないです。(事実すれ違
う人たちは皆死にそうな顔をして歩いていた。中にはせっかくきれいな紅葉な
のに全く上を見ないで「もういやだ、いやだ、いやだ、、」を連発して歩いて
いるおばさんなどを見ました。(注)尾瀬は観光地ではなく立派な山です。靴
などには気を使うべきだし、それなりの心構えをしていかないとこのおばさん
のように遥かなる尾瀬どころか地獄の尾瀬と化し、せっかくの紅葉も台無しで
す。黒江さんの場合は心配ないでしょうがね!!!)しかし、バスツアーなど
を利用する場合は鳩待峠か大清水です。  さて、話は戻って、そうです、牧
場景色の雄大な霜降り高原道路を使ったのはいいのですが、そこから、私たち
はとんでもない山道に迷い込み、結局2日目の宿となる清四郎小屋についたの
午後八時になってしまいました。しかし、清四郎小屋は露天風呂がありなかな
かいいいいところでした。(しかし、風邪気味で、その上花も恥じらう女子大
生の私たちには混浴の露天風呂はつらかったような、、、)

 というわけで、無事に、、2度ほど迷いながら、、、尾瀬にはいる入り口ま
でやってきました。今日はこの辺で終わりにします。読んでる黒江さんも疲れ
てきたでしょうから、つづきは後編「遥かなる尾瀬にてトリカブトに再会!!
また興奮!!!!」に続きます。
さようなら、、、杉本里子


『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
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