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川上村役場から最近開通したR169の新道をほんの少し南下するとトンネル 前に信号があって左折すると洞川方面へ行ける。ずっと前に、四寸岩山へ出かけ た時、郵便配達のおっちゃんが「ドライブにええでぇ〜」と言っていた。丁度、 その頃五番関トンネルが開通したのだった。その道をドライブしてみることにし た。 一旦、左に折れるが、すぐ右手に回りこんでトンネルの上を通って西へ向かう。 以前、高原土場から上がってきた細い道と出会う。そうそう・・・この辺りで郵 便屋さんと出会ったのだった。暫く急坂を登ると、福源(フクゲン)寺の駐車場への 案内のある分岐。四寸岩山へ出かけた時は、右に折れてそちらを目指したのだが、 今日は直進。 福源寺下の集落に入り、道は細くなる。集落を抜けると狭い林道となって、所 々で山仕事の方の車やバイクがとまっているいる程度の寂しい道。谷に添って、 徐々に高度を上げる。植林でない古い杉の大木の間を抜ける。山深く自然の真っ 只中・・・歩いていると、そんな雰囲気に浸れることもあるが、ここでは、車に 乗っていてもそんな気分になる。 道路は、「ドライブにええでぇ〜」というほど快適な道ではない。落石の多い 普通の林道だ。途中、何度か止まってフキノトウ等を採る。ほとんど、開ききっ ていて、食べられそんなものは少ない。暫く登って「大天井滝」と案内のあると ころを通る。4〜50mの細い滝だ。その手前にあずま屋があって、車が一台 とまっている。さらに少し行くと、いよいよ五番関トンネルにさしかかる。あま り広くはないが新しいだけに立派なトンネルだ。トンネルを洞川の方へ出たとこ ろで、車を止めて休憩。 |
ここにもあずま屋といくつかのベンチがある。以前、大天井岳へ登った時には、 この場所を通っているのだが、当時はベンチなどはなかったように思う。ベンチ に腰掛け、弁当を食べる。さほどの展望はないが、雰囲気は好きだ。五番関へ上 る取付きはすぐに判るが、当時、ここへ上がってきた踏み跡は、よく判らなくな っている。探してみると道路脇の大きな案内板の横から下れるようだ。覚えのあ るゴロゴロとした石の斜面もある。ただ、テープの目印も無いようなので、もう あまり使われなくなってしまったみたいだ。 しばらく休憩して、洞川へ下る。名水豆腐を2丁買う。 そうそう、天川川合からの山越えの難所もトンネル(新川合トンネル?)が開通 していて、新笠木トンネルと続いていて、極めて快適。 |