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☆鳥居(y-torii@sra.co.jp)さんからのお便り カタクリの白花について: 単なる個体レベルの変異、つまりカタクリのアルビノ(白子)個体とするのが妥当だと 思います。したがって「カタクリ 白花」または「カタクリ 白花個体」とするべきで す。 たずねばな22: たぶんAjuga reptans(アユガ レプタンス)の園芸品種だと思います。A.reptansは ヨーロッパから西アジアに広く分布するシソ科の植物で日本には自生しません。しかし 性質が丈夫なことと匍匐茎を広げて繁殖することからグラウンドカバープランツとして 園芸的に利用されています。おそらく別荘の敷地内で栽培されていたものが逃げ出した のでしょう。写真の植物は本来のA. reptansに比べると包葉が短いようなので A. genevensisとの交雑に由来するものかも知れません。A.genevensisもヨーロッパに 広く分布する植物です。日本のキランソウ属(Ajuga)にはジュウニヒトエ、キラン ソウ、ニシキゴロモ等があります。 |