鎧岳・兜岳「曽爾」

1992年 6月 3日(水曜日)

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低山徘徊日記
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 近鉄電車の名張駅から掛車庫行きのバスに乗り、新宅本店前で下車。バスの進
行方向に向かって3〜40メータ程行って、黒っぽい倉のある角を右に曲がる。
民家の庭先を通るような感じで、ひょっとしたら道が違ったかな・・・等と思い
ながら進んでいくと、左手に黄色の林道清水線の表示がある。

 200メートル程進むと左手への分岐がある。林道の支線ということだ。やが
て、林道支線は終わりとなるが、さらに登山道が続いている。脇道も沢山あり、
うっかりすると道を間違えてしまいそうだが、赤いテープに注意して進む。

 やがて、まっすぐな急登があり、急ぐとシンドイのでじっくり登る。すぐに、
ジグザグの道に出会う。そこからはそんなに急な道ではない。でも、このコース
で一番きついのはこのあたりから稜線に出るまでだ。

 歩き始めて1時間位で稜線に出る。道標もある。そこから鎧岳までは、多少の
上り下りはあるが、30分もかからない。道もしっかりしているし、所々に標識
もある。鎧の少し手前に兜岳への標識があり、ここから鎧岳のピークをピスト
ンすることになる。鎧岳の頂上は、展望もパッとしないし、早々に、先程の分岐
まで引返す。

 ここから、一旦下ることになる。道は急で、途中下山道の表示があって、左下
に降りそうになるところがあるが、草深い登り道がほぼまっすぐに続いており、
よく見るとテープに「カブト」への表示もある。小さなアップダウンがあって、
峰坂峠へ。この辺りにも黄色や青のテープがあって、注意して進めばルートを見
失うことは無さそうだ。ここから兜岳にかけては、クマ笹が生い茂ったやぶの中
を歩く感じだ。でも、道ははっきりしている。13時過ぎくらいには兜岳の山頂。
シートを広げて少し遅い昼食。展望はない。

 帰りのバスの事もあるので、14時少し前には下山開始。今登ってきた道の反
対側に下山道を示す赤いテープがある。急な下りを立ち木に掴まりながら下りる。
約30分で目無地蔵へ下りてくる。

 ここからは舗装された道を高原ロッジ口へ向かってのんびり歩く。途中左手に
は鎧岳などが見えて気持ちがいい。14時40分頃にバス停着。

 14時59分の榛原行きの奈良交通バスに乗る。14時50分の名張行き三重
交通バスもある。ただ、奈良交通は一日1本。三重交通も平日は2時間に1本く
らいなので、乗り遅れると大変だ。


今回は平日に出掛けたので、途中だれにも出会わなかった。ただし、兜岳の手前
で古光山や倶留尊山の眺めが素晴らしかった。

1992年 6月 3日(水曜日) 晴    (メンバー)芳子

         9:45          400.0m  新宅本店前バス停                  
       11:30- 11:40   893.9m  鎧岳                              
       13:10- 13:50   920.0m  兜岳                                    
        14:40- 14:50   419.0m  高原ロッジ口バス停                          

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