地蔵山・釣瓶岳・武奈ケ岳「比良」

1993年 5月 23日 (日曜日)

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低山徘徊日記
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 JR近江高島から、バスで鹿ケ瀬(ししがせ)まで行き、畑から地蔵峠に上が
 り地蔵山・釣瓶岳・武奈ケ岳・カラ岳・釈迦岳と回り、大津ワンゲル道を下り、
 途中から雄松山荘道を経て、JR近江舞子へ下りて来ました。武奈が岳には八
 雲ケ原からと西南稜からは登った事があるので、今回は、北稜から登ってみま
 した。

 6時18分、バスで出発。
 7時37分、京都発のJR湖西線の電車に乗る。
 8時25分、JR近江高島駅下車。

 8時35分、土日に出ている、ガリバー旅行村行きのバスに乗る。トイレに行
 っている間に満席になってしまい、立ちん坊。蛇谷ケ峰へ行った時と同じバス
 だ。

 8時55分、鹿ケ瀬道でバスを降り、畑へ向かう。ボボフダまで登ってイワナ
 釣りをすると言う若者と話をしながら「畑」まで歩く。

 9時5分、畑を出発。バス停の前の橋を渡り、民家の間の舗装された道を登っ
 て行く。やがて、道は終わり、これからドッチへ行くの? 近くで草刈りして
 いたオバチャンに尋ねると、民家の横の草ボウボウの道を指差すので、ソレを
 登る。畑の中を一寸登ると山に入って行く。白い手すりのある石段を登ると林
 道へ出る。そこから林道を暫く行くと、左手に入る道がある。看板があって、
 立入禁止のように書いてあったが、登る。道はあるのだが、笹や茂みが深くて
 歩き難い。歩き難いので、道の横を歩いたりする。すると、道が判らなくなっ
 たりする。笹や草が昨夜の雨で濡れていて、スボンがビショビショになる。ス
 パッツは付けていたのだが、なんの役にも立たない。とにかく、地蔵峠に出る。
 ここで初めて道標がある。左へ少し行くとスグ地蔵山だ。


 10時、地蔵山(789.7)。15分休憩。岳山・岩阿沙利山・滝山辺りと、
 その後に琵琶湖が少し見える。雨具を出してズボンだけ、はく。スボンはビシ
 ョ濡れだけど、そのうち体温で乾くだろう・・。縦走路に出ると3〜4人の単
 独と1組みの学生団体とすれ違う。結構賑やかだ。

 11時5分、釣瓶岳(1098)。15分休憩。ガスっていたせいかも知れな
 いが、展望無し。学生さんの団体が休憩中。桑野橋から登って坊村へ下りると
 言う。大きな荷物を持って、スゴイ。彼らが出掛けた後、写真を撮ったりして
 から、追いかける。細川越を過ぎると、後は、登り一方。西南稜のような展望
 の良い稜線歩きがあるのかと楽しみにしていたが、急坂を登り切った途端、頂
 上に着いてしまった。

 11時55分、武奈ケ岳(1214.4)。20分休憩、昼食。人多し。ガス
 っていて展望は良くない。時々、雲が晴れて琵琶湖が見えたりすると、若い人
 のグループがキャーキャー言って、記念写真を撮ったりしている。じっとして
 いると、寒くなってくる。イブルキノコバへ下りる事にする。下りる頃になっ
 て、天気は急速に回復。比良ロッジ辺りではドピーカン。

 13時30分、釈迦岳(1060.6)。20分休憩。
 比良全山縦走という企画をやっていて、その世話役の方2人と少し話をする。
 近江高島から、和迩までの30キロコースだそうだ。ということは岳山・岩阿
 沙利山・釈迦岳から打見山・蓬莱山・権現山までの随分ハードコースだナア。
 世話役の人も、誰がこんな計画したんだ・・・と、ぼやいてはった。350人
 程参加していて、後5人が通過しないので、待ってはったようだ。途中で下り
 たんちゃうか・・と、それでも2時まで待とう・・という話だった。聞くとこ
 ろでは、350人の7〜8割は6時頃までには「完歩」するだろう、というこ
 とだった。ミンナ元気だ。あっしは、この前、岳山・岩阿沙利山にだけ行って、
 下りてしまったのに・・・。

 14時15分、イン谷への道と「雄松山荘道」との分岐。左の雄松山荘道をと
 る。余り人は通っていないようだが、踏み跡はしっかりしていて、所々に赤い
 ビニールテープがある。

 14時40分、雄松山荘道登山口。15分休憩。丁度、工事をしている人がい
 たので、断って、飯場の水道を借りて身体を拭いて、着替える。

 15時15分、JR近江舞子駅。駅でグズグズしていたら、タッチの差で18
 分の電車に乗り遅れてしまった。今日は朝のバスといい、どうもツイていない。
 本人がドジなだけか・・・

 15時51分、京都行きの電車に乗る。
 17時35分、帰宅。

1993年 5月 23日 (日曜日) 曇り後晴    (メンバー)単独


『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
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