Wonderful Mountain Wandering

5年越し、真のリベンジ・太神山「滋賀」

2004年 4月 25日 (日曜日) 晴れ

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太神山が眼前に迫ってくる(分岐3より)




 この山へは、山歩きを始めたころにオフででかけたことがあるのですが、1999.04.04裏道で挑戦  ・・・でも、地図を忘れたことなどもあって、あえなく敗退。
 その翌年、2000年、同じ登山口からの裏道ではあるのですが、別ルートで一応リベンジ・・・それで達成としていました。でも、1999年のルートは、そのままほったらかしに していたのです。
 ふとそのことを思い出し、気になりました。幸い、最近はGPSという強い味方も持ってることだし・・・と、1999年のルートにトライしてきました。そして、2000年のルートで下山。真のリベンジ達成です (^^)v
 ・・・と、いうほどの大そうな話ではおまへんが・・・ (^_-)


 またしても、登山口に行く前に、いつもの露天でタケノコをゲット。・・・というより、タケノコをゲットして登れる山を選んでいるようなものだ (^_-)

 R307からR422に入り、北上。猪背山登山口のある富川会館の角を右折。林道に入る。右折してすぐのところで建設中のバイパスが出来ていて吃驚。10分ほど林道風の道を車で走る。時折、山菜採りの人が車を止めていたりするが、ほとんど対向車もない

 ルートマップの『登山口』の地点に至るが、駐車しやすい場所がなかったので、少し先まで行って車を止める。念のため、滑り止めの石をタイヤの後ろに置く。

 身支度を整えスタート。昨日くらいからやや気温が下がっているし、お天気は良く、歩くのには丁度よい感じだ。ワラビなど見かけたが、それは帰りにとっておき、先を急ぐ。カーブのところで林道を離れ、沢を渡る。白く細い鉄の棒が渡してある。2000年当時と同じだが、壊れかかっている。

 渡ったところで、踏み跡は右と左に分かれている。左が1999年に辿って敗退したコース。右は2000年に辿って、一応太神山へ行くことの出来たコースだ。今日は、左手のコースから入り、右手から戻ってくる予定だ。

 谷間を少し奥に進むが、1999年には随分奥まで谷間に入り込み、かなり急で歩きにくい斜面をやみ雲に登った記憶があるのだ。しかし、今日、ふと見ると、すぐ左に尾根に取り付く踏み跡があった。以前のルートと比べると今回の踏み跡は歩きやすい。

 植林帯のかなり明確な踏み跡を登る。仕事道なのだろう。特にテープはない。ジグザグに登り、また、あるところは直登して尾根上にいたる。左手からの枝尾根と合流したあたりを一応、尾根上とする。

 このあたりから、尾根道が明確になると同時に、傾斜は緩くなる。1999年に上がってきたのは、このあたりかなぁ・・・などと、それらしい場所が判るが、定かではない。

 低いササの尾根道を辿る。軽い登りが2箇所ほどあるが、緩やかで気持ちのよい道だ。『分岐1』に至る。左手からの踏み跡と合流のような感じだが、この左手からの道はさほど明確な踏み跡ではない。

 『分岐2』は明確な分岐。2.5万図の点線道だ。右に辿る。左手斜面は湖南アルプス特有の岩場が垣間見える。『分岐3』に至る。正面に太神山らしい頂が見える。なにやら建物の屋根が見える。1999年当時は、この地点まで来たのだった。時間の問題もあって、ここで撤退したのだった。

 この分岐から右手に辿る。しかし、太神山から離れる感じだったので、GPSで確認。間違いに気づき、『分岐3』まで戻る。

 分岐を反対方向に少し下って『分岐4』。右手に下る分岐がある。白い柱があって、道標らしくなにか書いてあるが、不鮮明で読めない。その10メートルほど先に、道標が地面に2つ置いてあっ「太神山」の文字は見えるが、地面においてあるので、示している方向がよく判らない。

 しかし、太神山は右へ下って登り返したところに見えているので、右手に下っていくことにする。鞍部は湿地帯のようになっている。谷間を右手に少し下ってみるが、ここはどうしても登らなければならない。なんとか不鮮明な細い踏み跡を見つけて登っていく。この辺りが明確なルートを見失う。しかし、少し登ると、明瞭な尾根道に出る。左手からの踏み跡も登ってきていたので、これが正しいルートだったのだろう。

 更に尾根道を登って行く。やがて下山に使うルートと合流。ほどなく不動寺山門。ここに来て今日初めてハイカーに出会う。休憩用のベンチもあるのだが、トイレが近くにあって環境が悪い (^_-) 

 以前来たときは寺務所にはいり、お茶をご馳走になったりしたのを思い出す。しかし、今日は人も多そうだったので、そのまま境内を通り、山頂に向かう。石段を登って三角点のある山頂へ・・・ そのまUターン。山門まで戻る。

 山門前で左折。トイレの前を通って山道に入る。先ほど登ってきた道が合流する地点を過ぎ、なお直進。草刈がされていて、以前来たときより、随分整備されている感じだ。



谷に下りてくる(目印が無いので登りに使う時は要注意。人物の後ろが不動寺へルート)




 ほどなく、道は谷に下り立つ。あまり急な下りはない。以前と比べてよく整備されているようで、新しい丸木橋が沢山出来ていた。右岸に新しい踏み跡ができている。古い谷道に沿って少し高い位置に並行に出来ている。その新しい踏み跡は『分岐5』で右岸の尾根に上がっているようであった。

 そちらに行っても尾根道で出発地点に戻れるのではないかと思ったが、今日のところは、その道から少し下の古い踏み跡に下る。少し下って丸木橋で左岸に渡る。

 少し行くとテープのベタベタと貼ってある分岐。ここで、右岸に渡り右手に下る。滝の縁を通っての下りが続くので、要注意だ。滝は何段かに別れている。初め右岸を下るが、途中で左岸に渡り、また、右岸に戻る。慎重に下る。

 芳子がヒルを見つける。もうそんな季節になったのか・・・やはり暑い時には避けないといけないルートだ。やがて登山口の分岐に至る。



振り出し(登山口)に戻ってくる




 林道に戻ったところで、少し休憩。水場がある。樋を流れてくる冷たい水で、汗とササの埃を拭う。また、ワラビを探したりして、しばしのんびり・・・その後、車に戻り、遅い昼食とする。


 帰り道、富川会館のところで車を止め、猪背山の登山口を確認。近くで休憩中の農作業のおじさんにたずねると教えてくれた。工事中のバイパスの、山の斜面を切り取った右端に、登山口の階段があった。


2004年 04月 25日(日曜日)  晴れ     (メンバー) 芳子

着時刻-発時刻標高  
10:55-11:05 385.0m 駐車地点
11:20 450.0m 尾根道に出る
11:30 520.0m 分岐1
11:35 530.0m 分岐2
11:40-11:45 535.0m 分岐3
11:55 525.0m 分岐4(右手へ下降)
12:10 565.0m 不動寺山門
12:20 599.7m 太神山(タナカミヤマ)三角点
12:30 565.0m 不動寺山門
12:50 480.0m 分岐5
12:50 465.0m 分岐6(右の沢を渡る)
13:20-13:40 380.0m 登山口(林道に出る−−ワラビ採り)
13:45-14:00 385.0m 駐車地点(昼食)
標高表示には地図より読み取った推定を含む



【関連記録】

  • #370 1999.04.04 「滋賀」太神山付近ウロウロ・・・
  • #409 2000.04.09 「滋賀」リベンジ太神山
  • #637 2004.04.25 「滋賀」5年越し、真のリベンジ・太神山


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