昼からお手軽山歩き・高峰山 「奈良」


1997年 12月 14日 (日曜日)
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低山徘徊日記
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ルートマップ


  R24を郡山インター手前で左折して細い地道を走る。正面に、これから登る
高峰山、右手には大国見辺りの山が望める。天理インターを過ぎたところで、名
阪国道(R25)に入る。R25を一寸だけ走って、五ケ谷のインターで下りる。
国道下をトンネルで渡ると、正面に付近の案内図がある。その前で、暫しルート
を検討するが、要するに「よう判らん・・・」ということで、取敢えず左の中畑へ
行ってみる。結構ウロウロして、地元のご老人に2度程道を尋ねて、ようやく取
付きらしきところに到着。

  丁度、高峰のレストパーキングのあるところだ。R25をくぐるガードの手前
に駐車。身支度を整えて出発。ガードをくぐると右手には大きな駐車場になって
いて、「こりゃ、R25でここまで来た方がヨカッタかいな・・・」などと考えて
歩いていたが、肝心の取付きが判らない。駐車場の掃除をしていたお婆さんに教
えてもらい、ガードの手前まで引き返すと、右に行く割と広い未舗装の道がある。
ちょっと心配だったが、取敢えずその道を行く。道はほぼ水平で、ある筈の右手
に入る登り道は見当たらない。とにかく、どんどん歩いて行く。

  2.5万図の(恐らく)薬師橋の谷間に入り込んだところ辺りで、踏み跡が不
鮮明になってくる。ほとんど水の無い沢の中に踏み跡を辿る。ゴロゴロした岩を
踏んで登っていく。一寸ブッシュっぽいなあ・・・という感じのところに来て、
「さて、どちらに・・・」と思ってふと上を見ると、右岸に微かな踏み跡を見つけ
る。右岸に取付く。

  尾根筋の急な上りとなる。目印のテープなどは無く、道というほどではないが、
はっきりルートは読み取れる。堆積した落葉のせいか、足を踏み出すとふんわか
とした感じだ。濡れた泥のように滑る訳ではない。歩きやすい踏み跡だ。

  ほとんど一直線の登りを上り切ると、杉の木立の中の主稜に出る。正面に小さ
なピークが見えるが、右手の方に主稜が続いており、高峰山はそちらのようにあ
る感じがする。かなり立派な仕事道が正面のピークの方から右手のピークへ続い
ているようだ。取敢えず腰を下ろして休憩。地図とコンパスで位置を確認する。
登って来たルートは、ほぼ、2.5万図の点線道だと思われたので、南への道を
辿ることにする。ここからは緩い登りになり、鬱蒼とした杉木立の中の道を歩く。

  かなり仕事道が交錯している。しばらく行くと、正面右手から登ってくる踏み
跡があり左へ行く道と三叉路のようになつている。ここで左に曲がる。この右手
からの道が、当初登る予定の道のような気がした。左にへは古いテープが貼って
あるが、あまり目立たない。前方左にピークらしきが見えてくる。そのピークの
下で杣道を離れ、左手の杉木立の中を直登。ここにも目立たぬテープがある。緩
やかな坂を登ると高峰山頂上だ。

  杉の木立に囲まれ、ほとんど展望はない。2〜3枚の山名板がぶら下がってい
るだけだ。アンテナ設備があって、アンテナの塔のある方が少し明るく開けてい
る。塔の高さは杉の木とあまり変わり無く、一体なんのアンテナなのだろうか?  

  来た道を戻り、先ほどの分岐から下ってみることにする。少し下ったところで
展望が開け、大国見や橿原方面の大和平野の町並みが広がる。すぐ下には登った
道よりこちらの方がはっきりしたルートだ。落葉のたまった溝のような道を駆け
下りる。「登りに判らなかったこの道の取付きは、どこだったのだろうか・・・」
楽しみにして下りていくと、車をとめたガードのすぐ近くに出てくる。ササヤブ
をすり抜けるような感じになっているので、そこに道があるとは、知らないと判
りづらい。頂上から20分ほどで車にたどり着く。

  1997年 12月  14日 (日曜日)   晴れ   (メンバー)単独

        13:05- 13:15   350.0m  米谷町(車デポ地)              
        14:00- 14:20   632.5m  高峰山(タカミネヤマ)                              
        14:40- 14:50   350.0m  米谷町(車デポ地)                          

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