高取山「奈良」

1993年 2月 18日 (木曜日)

TOP MENU
低山徘徊日記
山域INDEX
LAST PAGE


 高取山は壷阪霊験記で有名な壷阪寺の少し奥の方にあって、壷阪寺までは、何
 年か前にバスで行ったことがあったのですが、今日は高取山オンリーという事
 で出掛けました。スロースタートだったので、最短コースの省エネ登山です。

 11時50分、壷阪山駅をスタート。駅前を出ると、すぐに、169号線。横
 断して、まっすぐ20メートル程行くとT字路、右折して、古い町並みを歩く。
 始めは商店などがあるが、20分程歩くと、農村地帯となる。上子島の集落を
 過ぎると、家もまばらになってくる。

 12時15分、宗泉寺、分岐。右に行くと宗泉寺・まっすぐ行くと高取城跡、
 の道標がある。道標に従って、まっすぐ登る。小さな橋を渡ると、コンクリー
 トの貼ってない右手の山道に入って行く。ここから、本格的な登りで、「七曲
 がり」とか、「一升坂」などの表示がある、きつい登りも少しだけで、やがて、
 山頂が近い感じ。右手に120mほど行くとナニカ(記録するのを忘れた!!)
 がある、との案内表示があったので、モノズキにも、行ってみる。石の像が3
 体ほど祭られている。分岐に戻るのも、おっくうなので、石像の左に続いてい
 る踏み跡をたどる。急斜面を左に巻くように進むと、城跡の石積みの縁に出て
 来て、やがて、登山道に飛び出す。右へ折れて、登山道を登る。あちこちに、
 城跡の石積みを見ながら緩やかに登って行くと、宇陀門跡へ出て来る。案内板
 に従って、本丸跡へ向かう。

 13時、高取山(583.9)25分休憩、駅で買った菓子パンを食べる。本
 丸跡が山頂だ。ガイドブックには、展望がいい、と書いてあったが、木立が多
 くそれほどでもない。南の方は少しマシのようだ。山頂付近は城跡の公園風に
 なっていて、二の丸跡の前の広場には簡易トイレもある。シーズンが良ければ
 結構賑わうのだろう。

 13時25分、下山開始。帰りは一旦宇陀門跡まで下りて、左の壷阪寺方面へ
 の表示に従って下りる。八幡神社の右横のバイパスルートを下りていく。下の
 方でワーワーキャーキャー賑やかな声がすると思ったら、5〜6名の女性グル
 ープ。もちろん、若くはない。オオォ・・、こんな日に登っているのは、自分
 だけじゃないんだな、とホッとする。

 やがて、あちこちの岩壁に多くの羅漢像が彫ってある500羅漢コースに出る。
 コースを周回して、下りて来た道を少し後戻りし、「山道」の表示板に従い、
 下子島方面への下山ルートをとる。道は、すぐに左に折れて、尾根づたいに緩
 やかに下りていく。まわりの谷は結構深くて、立派な杉の植林ととなっている。
 登山道ではないが、道ははっきりしていて、危ない所も、迷うような所もない。
 やがて、道は長円寺奥の墓場の裏手へ出て来る。後は一本道を下りていくと、
 登りに通った道へ出る。長円寺への分岐案内があった。

 本当は、この下りて来た道を登りに使いたかったのだが、分岐が、判らなかっ
 たのだ。登りの時、ランニング登山で下りて来た男性に会ったので、道を尋ね
 たのだが、判らなかった。

 シャツは汗で濡れていたが、ヒンヤリして気持ちがいい。でも、途中の民家の
 陰で、コソコソッと着替えて、駅までブラブラ下りる。

 14時35分、壷阪山駅。
 14時44分、帰りの電車、発車。

1993年 2月 18日 (木曜日) 曇り  (メンバー)単独


『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
サイン