Wonderful Mountain Wandering2004年 06月 13日(日曜日) 晴れ |
この数年、笹ケ岳でササユリを見ることはなかったのですが、この時期になると、まるで規則でそうなっているかのように、ついつい笹ケ岳に出かけてしまうのです。 ササユリが無くなってしまったのか・・・タイミングが悪いだけなのか・・・ 1995年に初めて出かけた時の感動が刷り込まれているのでしょうか・・・(^_-) 悲しい習性ですわ・・・ 梅雨も中休み。雨の心配は全くない。いつもの駐車ポイントに車を止め、「さて、右回りにしようか、左回りにしようか・・・」ちょっと迷う。前回は私の単独行だったので、いつもと違う右回りを選んだのだが、今回は家内の慣れている左回りとする。・・・まあ、どうでもいいことだが (^_-) 尾根筋に出るまでに、下山してくる一組のご夫婦と出会った程度。ササユリのことは敢えて聞かず・・・聞くとガックリしそうなんで・・・(^_-) 尾根に上がったところで、一息いれる。水分補給。ここから頂上までは、ほんの10分ほどだ。山頂に近づくと人の話し声が聞こえてくる。なかなか賑やかだ。感じからすると随分大勢のようだ。着いてみると10数人の人で頂上は埋め尽くされている・・・ あまりに人が多いので、先に付近を散策する。高旗山に続く尾根を少しだけ辿ってみる。前回も少し探検したのだが、少し行くと下っているので下りてしまうのかも知れない。踏み跡自体は綺麗ではっきりしている。あんまり下ると帰りがシンドイので適当なところで引き返す。 山頂に戻ってしばらくすると、山頂を埋め尽くした団体は私たちが予定している下山ルートに下って行った。単独男性が一人おられたが、頂上は急に静かになった。 よく見ると、山頂は切り開かれて、まるで展望台でも作るような感じになっていた。すると地元の若者たちでしょうか、看板でも立てるのか金属の柱などを担いで10人ほどが上がって来る。ちらっと聞こえた会話によると、付近の潅木を伐採して展望をよくするみたい・・・ まあ、それもいいでしょう・・・ でも、切り倒された木が転がされているあたりは、昔はササユリが腐るほど咲いていたところなんだ。この数年、全く見ることはなかったササユリとはいえ、ササユリを捨てて、ここに何を作るというのだろうか。 10年前にきちんと看板などを立てて、保護することを考えれば、この山を訪れる人は展望などなくても喜んだはずなのに・・・ 続いて単独男性も下っていく。その後、暫くして下山開始。 そんな笹ケ岳だが、今年は一輪だけ見ることができた。恐らく、ほとんどの登山者はこの花に気づかないだろう・・・ ササユリが全て無くなってしまった訳ではなさそうだ。それが救いかな・・・ |
ユキノシタ ササユリ ササユリ ササユリ コンフリー ムラサキツユクサ |
2004年 06月 13日(日曜日) 晴れ (メンバー) 芳子 |
着時刻-発時刻 | 標高 | |
10:40-10:50 | 330.0m | 駐車地 |
11:30-11:35 | 尾根 | |
11:45-12:10 | 739.0m | 笹ケ岳 |
12:30 | 分岐 | |
13:10 | 330.0m | 登山口 |
13:20-13:30 | 330.0m | 駐車地 |
《参考:笹ケ岳の記録》 |