ササユリと言えば笹ケ岳・・・なんだが・・・「滋賀」

1997年 6月 29日(日曜日)

TOP MENU
低山徘徊日記
山域INDEX
LAST PAGE


  ここ2週間ほど山にはご無沙汰してましたので、リハビリを兼ねて、ササユリ
  で有名な笹ケ岳へ出かけてみました。ちょっとタイミングが遅かったのか、花
  には恵まれませんでしたが、台風一過の爽やかな風を楽しんできました。

  10時に家を出て、約1時間・・・台風明けのせいか、やや交通量の少ない道
を快適に走る。R24で木津川に架かる泉大橋を渡り、右折してR163に入る。
暫くは木津川に沿って走って行くが、すぐに和束・信楽方面へ向かう木津信楽線
へ入る。山間を縫って気持ちのいい道を走る。小さな集落をいくつも通りぬけ、
茶畑の間を抜けてR307へ出る。右折して信楽に近づく。道端には陶器の土産
などを販売する店がポツポツと現れる。信楽の手前で右折してR422に入る。
すぐに登山口の南新田に着く。

  路肩の広いところに駐車して準備にかかる。ふと見ると、ホタルブクロが沢山
咲いている。取敢えず1〜2枚写真を撮ってからスタート。登山口のところで、
紫の花を見つける。ウツボグサだ。

  昨夜の台風のせいか、多少木の枝や笹の葉が倒れ掛かるような感じに乱れてい
るが、いつ来ても多少はヤブっぽい薄暗い道・・・ふと前を見るとカメが歩いて
いる・・・なんじゃこりゃ・・・ (^_-)  いつも思うのだが、低山とはいえ高度
差400m、いつもシンドイ思いをする。尾根に出たところで、ヤレオレ・・・
一寸立ち休み。

  相当汗をかく。まだ、台風の影響が残っているのか・・・やや強い風があるの
が救いだ。尾根に出ると、一際いい風が吹いてくる。久しぶりの山歩きで元気一
杯で張切っているのだが、早くも息があがってくる。涼しい風にも助けられて、
なんとか頂上の広場に出る。

  頂上では男2人のパーティとご夫婦一組が休憩中。今日は誰もいないかと思っ
たが、やはり、何人かは登っている。「こんにちは〜」  軽く挨拶して、奥の大き
い岩の上で昼食。

  しばらく休憩して、頂上にもどる。「 こっちも、急ですか・・・」 私の登って
きた方を指差して、男2人組の1人が声をかけてくれる。 「こっちよりヤヤマシ
ですかねぇ〜」 彼等が登って来たと思われる方向を指す。さて、ササユリは・・
・ 「で・・・ササユリは・・・咲いてました?」 と尋ねると・・・ 「ええ、咲い
てましたよ・・・少し・・・」 てな具合で、多くは期待出来ないようだ。

  頂上の片隅に咲いている数輪を撮ったあと、下山にかかる。眼下に車をとめた
南新田あたのり風景が広がる。森の影になって車は見えない。ササユリは途中で
も数輪咲いていて、写真を撮りながら急坂を下って行く。でも、去年より不作・
・・(^^;  途中で急坂を登ってくるご夫婦に出会ったが、いつもながらの静かな
山だ。

 麓近くなるとオカトラノオが奇麗に咲いている。ついでに、ワラビを採ったり
しながら下る。まだ、ワラビが採れるというのが、この辺りの不思議なところだ。

  麓へ下りてきても、多少風があり、今の時分にしては、ほんとに気持ちいい山
  行でした。

 1997年  6月  29日(日曜日) 晴                    (メンバー) 単独

        11:10          330.0m  登山口                                          
        11:50- 11:55           主尾根                                          
        12:00- 12:20   739.0m  笹ケ岳                                          
        13:05- 13:30   330.0m  登山口                                          

『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
サイン