Wonderful Mountain Wandering

県道 和束井手線から北山へ・・・三上山「京都南部」


2004年 09月 26日(日曜日)  曇り
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低山徘徊日記
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 今日は他の山に出かけるつもりでしたが、雲が多いようだったので、急遽、気になっていた京都南部三上山近くの『北山』へ行ってきました。
《グレードを(△×○)としましたが、私の今回のルートでは、特に、北山からの下りはテープ無くルート不鮮明、三上山への登りにはテープはあるものの・・・ルートは×としました。》


 今回は、ホームページの読者のGさん(北山の問い合わせを頂いた方です)に教えていただいた県道和束井手線からのルートを辿ってみることにする。ところが、和束から井手の方へ行こうとしたのだが、なかなか県道に入れず、茶畑の細い道をウロウロ・・・一旦、和束の広い道まで戻ったりして再トライ。でもまた、茶畑の細い道に嵌まり込む。山ではなく、自動車の段階で迷ってしまう (^_-)
昔、井手から和束へ行ったことはあるのだが、逆だと勝手がわからない上に記憶も薄れている。

 なんとか、県道 和束井手線に入る。途中、左手の細い林道に入り、茶畑の間の道を直進。突き当りを少し右に行ったところに、駐車。道に迷って遅くなってしまったので、車で上がってしまった (^_-)


 取り付きは、Gさんにお聞きしていた通りだった。念のためGPSで確認して『北山』への踏み跡に入る。薄暗い茂みに突入すると、中は割りと広い踏み跡になっている。ただ、取り付き付近は朽ちた倒木も多く湿気の多い感じだ。『北山』直下の『峠』までは、約5分。駐車地点の標高が高いので、ほとんど登りもない。やがて、前回の山行で見覚えのある杣道となる。取りあえずは『峠』から『北山』に上がる。

 『北山』からは、南への踏み跡を辿ってみる。初めは明確な踏み跡があったが、途中からは不明瞭。時折現れる踏み跡を利用しながら、やや急になった斜面を下る。ブッシュはないので、さほど苦労は無いが、GPSでの位置確認をしながら、どんどん下る。

 やがて、谷に下り立つ。この付近は、やや明瞭な踏み跡もあったので、単に私が踏み跡を失って下りてきただけかもしれない。【もし、このルートを行かれる物好きなお方がいらっしゃればGPSや地形図・コンパスなど持って行かれることをお薦めします (^_-)】

 下りたところは、小さな沢の源頭近く・・・といった感じ。多少踏み跡らしきものがあり、微かな踏み跡を辿って右手に下る。沢中を歩いたり、右岸・左岸の踏み跡を辿って下っていくと、やがて林道に出る。前回北山に向かう分岐から下ってきた林道だ。下りてきたところに丁度『海住山寺』方向を示す分岐プレートがある。

 付近はツリフネソウが真っ盛り・・・花を見ながら林道を登って行く。少し登ったところで 前回の山行で、この林道を下りUターンして戻りかけたところにあった赤テープのことを思い出す。

 ちょっと気になっていたので、再び下ってその地点に向かう。先ほど『北山』から下りてきて林道に飛び出した地点を過ぎ、小さな橋で右岸に渡ったあたりにいくつかの赤テープがある。ブッシュが無く、取り付きやすいところから登りのルートに入る。こちらは、上を見ると赤いテープが続いているが、ルートはいくつかあるようだ。でも、いずれをとっても尾根上の一点に向かっているいる。

 短いけど、やや急登。下りだったら要注意の急坂だ。頑張って尾根上に乗ると、なだらかな登りとなり、しっかりした踏み跡がつづく。GPSで確認すると、三上山は近い。いつも、三上山山頂に行ったとき、東へ下る踏み跡があって、いつも気になっていたが、これがそうだろう・・・などと考えながら登る。割とあっさりと山頂に到着。やっぱり思った通りだ。

 山頂には誰もいない。雲が多いけど、すぐに降りそうな感じでもない。日陰が多く歩きやすくて丁度いい塩梅だ。コンビニおにぎりで簡単な昼食にする。

 しばらく休憩した後、いつものルートで林道に下りる。林道経由で前回北山へいった時と同じコースを辿る。

 Gさんが、ここか北山ではないのか・・・と赤テープを貼られたピーク・・・それは多分、前回私が行って引き返したところ(前回のルートマップの右上端 参照)だろうと思ったので、帰りに登って確認してみる。予想どうりだった。
しかし、考えてみると『北山』がどれなのかは、2.5万図を見るだけでは定かではない。地形図から推測するところ、Gさんが赤テープを貼られたこちらのピークの方が、標高は高いようだし・・・ 2.5万図に標高表示があることだけが、私が『北山』とした根拠だ。あのあたり一帯が『北山』であるのかも知れない。まあ、そんなことは、どうでもいいかな (^_-)  

 来た道を引き返し駐車地点に戻る。


 ホームページを開いていると、こうして、いろいろな情報を頂くことがある。それをヒントにして、また新しい山歩きができる。そして、その情報をフィードバックする。そしてネットの輪が広がっていく。これがネットのいいとろだなぁ・・・と思う。


駐車地点近くの取り付き・・・Gさんの付けられた赤テープでわかりやすい

ツリフネソウ
ツリフネソウ


2004年 09月 26日(日曜日) 曇り     (メンバー)単独

着時刻-発時刻標高  
11:30- 11:50 480.0m 車デポ地
11:55 480.0m 峠の下
12:00 487.0m 北山
12:10 385.0m 谷に下り立つ
12:25-12:45 335.0m 林道(付近散策)
13:15-13:25 473.3m 三上山(昼食)
13:40 420.0m 海住山寺分岐
13:55 495.0m ピーク
14:00- 14:10 480.0m 車デポ地
標高表示には地図より読み取った推定を含む



◇◇◇ この山の記録 ◇◇◇
  • #318 1997.11.23 「京都」深まる秋を満喫・三上山
  • #347 1998.08.30 「京都」夏休み最後の賑わい・三上山
  • #384 1999.08.22 「京都」ほんの少しだけ秋めく・三上山
  • #398 2000.01.03 「京都」静かに時の流れる新春の三上山
  • #421 2000.07.30 「京都」渓流遊びに賑わう三上山
  • #460 2001.08.05 「京都」かいがけの道で三上山
  • #478 2001.11.04 「京都」秋風の三上山
  • #485 2001.12.09 「京都」冬枯れの三上山
  • #498 2002.03.10 「京都」初めての周回コース・三上山
  • #596 2003.10.04 「京都」 秋風の山道を歩く・三上山
  • #640 2004.05.02 「京都」 思いがけず涼風の尾根を歩く・三上山
  • #668 2004.09.12 「京都」北山へのルートを探してみる・三上山
  • #671 2004.09.26 「京都」県道 和束井手線から北山へ・・・三上山


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