初めての周回コース・三上山「京都南部」


2002年 3月 10日(日曜日)  晴れ
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低山徘徊日記
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ガードレール左に下ると私たちが登って来た道

 3/3のリベンジということで、初めての道を歩く。今回はGPSに正しくデ  ータを入れることができたので、ほぼ、予定通り歩くことが出来た。ただ、そ  れでも、帰宅してから軌跡を確認してみると、思わぬルートを歩いていること  がわかった。(ルートマップを見ると、予定の点線道とは違うルートだ)

 いつものところに車を止め、歩き始める。沢沿いの細い林道だ。右岸に渡り、 暫く行くと、右手に大きな堰堤。この付近から目指す三上山の山頂が望める。送 電線の下をくぐり、暫く行くと「山城町森林公園」への分岐。今回は、ここを直 進。ふと、汗を拭こうとすると、首に巻いたタオルが無い。「ありゃりゃ、どこ かで落としたか・・・」家内にGPSを預けて、慌てて、探しながら引き返す。 堰堤の手前で路上に落ちているのを発見。急ぎ引き返す。家内の待つところまで 戻り、先へ進む。

 林道終点。2〜3台の駐車スペースがあるが、どちらかというと、Uターンの スペースだ。車は無い。ここまで、車で入れないことも無いが、道は細く、平日 だと作業用の軽トラを見かけるくらいだ。林道終点を過ぎても、まだ少し広い道 が続く。林道崩れ・・・といった感じだ。やがて、林道にササがせり出して来た ような感じになって、細い踏み跡となる。沢沿いの明るい道だ。

 濃いピンク色のリボンが目立つようになる。やがて、少し開けたところに出て くる。先週(3/3)には、ここから左岸の尾根に取り付き、尾根道を登って行 った。山頂手前で引き返したのだが、今日は、そのルートを下山に使う予定だ。

 まず、右岸の中腹にもピンクリボンがあることに気付き、そちらの尾根に這い 上がってみる。しかしこの尾根はどうも地図の尾根とは違うようだ。このピンク リポンというのはクセモノで、先週登った左岸の尾根もそうであったが、尾根ま で上がっても、その先には、無くなってしまう。要するに、取り付きにしか無い のだ。どうもそういう類のリボンのようだ (^_-)


 再度、沢筋まで下りてきて、沢沿いに辿る。小さい流れを飛び越え、右岸に渡 り少し行くと、左岸に比較的なだらかに上っていく微かな踏み跡がある。落ち葉 に埋もれているが、なんとなく判るので、慎重に辿る。暫くジグザグに登り、や がて尾根筋の直登。テープの類は無いが、比較的踏み跡ははっきりしている。先 週登ったルートより距離が短いこともあるのだろうが、割と急な登りが続く。や がて傾斜が緩くなった頃、峠に到着。

 明るい場所だ。左手・右手にも踏み跡があり、少し右手に登ってみる。しかし、 あまりいい道ではなさそうだったので、峠まで戻り直進して下っていく。すぐに 前方に道路が通っているのが見える。カードレールが見える。舗装こそされてい ないが、広く立派な林道が工事中で。道の中央にブルトーザなどが置いてある。 GPSに入れてきたポイントがぴったり一致して、「おお、ここだ、ここだ」と いうことになったが、思いのほか立派な道路だったので、いささか拍子抜けの感。

 工事中の広い道を右手に辿る。緩い傾斜だ。ほとんど上りとは感じないほどだ。 やがて、その道路は細く古い林道となり、直角に右折する。この付近には簡単な プレートもあって、広い道路を直進すると「海住山寺」、その手前の細い踏み跡 を辿ると「三上山」とある。



 細い道に入る。直ぐにT字路。この付近にも行き先の案内がある。T字を左に 辿る。ほぼ平坦な山道が山腹を縫うように続く。下で見た例のピンクリボンを見 かけるようになったので、「先週(3/3)のルートはこの辺りに下りてくるの だろうか・・・」 そんなことを考えながら歩く。少し登って、右カーブのとこ ろを過ぎ、少し下る。すぐに見覚えある林道終点に出る。少し行くと、左手前方 の奥に三上山山頂の展望台が見える。やれやれ・・・ここが、「かいがけの道」 を上がってきたところだ。

 山頂の展望台に登ると、かなり風がある。展望台の下で、一組のご夫婦が休憩 中。ここで、人に会うのは珍しい。こちらは、コンビニで買ってきた牛乳パック とサンドイッチで遅い昼食。しばし、疲れを癒す。


 下りは、先週途中まで登ってきた尾根を下ることにしていたが、まず、取り付 きを探さねばならない。登ってきた時、林道の少し手前にあったカーブのところ。 あの地点に分岐があったような気がする・・・と家内が言うので、そこまで戻る。 峠で左の踏み跡に入る。まあ、あまりはっきりしないが、それなりの踏み跡が続 く。先週来た所まで行けば、あとはなんとかなる・・・と思い、時折現われるヤ ブっぽいところを避けながら、尾根筋を外れないように慎重に下る。5〜6分下 ったところで、先週引き返した地点(らしい所)に至る。

 先週のことといえども、記憶は定かではなく、「多分、間違いないだろう・・ ・」という程度で、しかし、ズンズン下る。でも、ここで失敗。かなり下ったと ころで道を間違い、途中まで登り返す・・・ ^^;   左手の尾根に続く踏み跡 が、かなり立派でメインのルートに見えたのだ。GPSに、先週の軌跡を残して おけばよかった。今日の軌跡と混じるとややこしいと思い消したのが失敗だった。 せめて、下りのルートのポイントもGPSに入れておくべきだった。先週下りた 道だったので、よもや間違うとは思いもしなかったが、記憶とは怪しいものだ。 どこで、どう間違ったか・・・詳しくはマップをご参照ください。

 下降してくるべき地点は、登りに通ったときにマークしておいたのだが、この まま、まっすぐ下りてもそのポイントには到達できないことが判った。仕方なく 登り返すことに・・・  暫く登ると左手の尾根に下る踏み跡が見つかる。

 家内を残して、下ってみることに・・・ 先週の記憶の残る右手の沢への下降 地点まで下り、このルートで間違いない・・・ことを確認。再び、家内の待つ地 点まで登り返す。途中から、大声で家内を呼ぶ。家内も少し下りかけていたので、 全てを登り返さずに済んだ。まあ、まんとか、往路にマークした地点に下りてく る。GPSがあるだけ心強いものだ。沢で、顔を洗い、のんびりと来た道を下る。


【ご注意】
地図にも書いてますが、
 登ったコース:踏み跡は割と明瞭ですが、殆どテープはありません。
 下ったコース:テープ皆無です。踏み跡も、はっきりしてる部分は少なくヤブ
        っぽく広い尾根など、登ったことのない人が、下りだけに使う
        と間違いやすいルートです。
 安易に、このコースを辿ることはお勧めしません。


2002年 03月 10日 (日曜日) 晴れ     (メンバー)芳子

着時刻-発時刻標高  
11:25- 11:35  車デポ地
12:05  林道終点
12:55  林道に出る
13:15  林道終点
13:20- 13:40 473.0m 三上山
14:55  下降地点
15:00- 15:05  沢筋出合
15:15  林道終点
15:35- 15:45  車デポ地

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