といっても、賑やかなのは麓の森林公園だけ・・・(^_-)
１０時半、車で出発。雲は多いが降りそうでもなく・・・最近は、こんな天気
が多い。一度出かけたことのある三上山ではあるが、どうやって行くんだったっ
け・・・最近は、車で道を迷うことが多いので、今日はドライブマップを持って
出かける。
登山口のある山城町森林公園は、駐車場まで入ると有料なので、少し手前に車
を止める。身支度を整え、カメラを用意して歩き始める。折角曇っていたのに歩
き始めると日が射してくる。道端に奇妙な団子みたいなキノコがある。気色悪い
ヤツだ。森林公園の入り口では森林組合の人達だろうか・・・数人の人がいて、
次々にやってくる車から入場料を徴収している。前回、登山者は無料ということ
だったが、一応断って中に入る。
夏休み最後の日曜日とあって、ファミリー客が押しかけ、予想以上の賑わいだ。
狭い流れで水遊びをしたり、水辺でバーベキューを楽しんでいたり・・・そんな
喧騒の中を暫く歩くと、 ｢長寿の道ルート｣ 登山口。左手の坂を登る。
以前来たとき、クサギの花があった辺りは、なにも咲いていない。以前に来た
時の記憶が少し戻ってくる。幾分、階段道が整備されているようだが、そんなに
変わりはない。下の河原での嬌声がどんどん遠くなる。所々に階段道が作られて
いる。以前とそう変わっていない。一つ目のピークへの階段道を登ったところで
息が切れる。 ｢三上山って結構高い山なんだぁ・・・｣
右手から登ってくる道との合流地点を過ぎると、前方に三上山らしきピークが
見えはじめる。ふと、前方に人影が・・・おや、こんなところで・・・下山者か
と思ったが、なかなか下りてこない。さらに少し登り杉林の中に入りかけたとこ
ろで、右手からの道と合流しているのだが、どうも、このルートを上がって来た
人のようだ。
ここから頂上まで大して高度差はないのだが、一旦水平な道になり、頂上左手
の尾根に向かう。尾根に出ると、左手から上がってきている登山道に出会う。右
折して頂上を目指す。もう、そんなに時間はかからない。丁度、頂上の手前で下
山してくる単独男性に出会う。先ほど、チラッと見かけた人だろう。 ｢暑いです
なあ・・・｣ と言葉を交わしたのみ・・・
頂上に出るが、風も無く、ムッとした空気。こりゃ叶わん・・・と、少し下手
の木陰に腰を下ろす。コンビニで買ったポカリを開けて、取り敢えず水分補給。
少し落ち着いたところで、もう一度頂上に出て、近くの山の展望を楽しむ。時折、
シオカラトンボや黄色いチョウが飛んでくる。
１５分ほど休憩して、下山にかかる。１０ｍほど下ったところに左手に行く踏
み跡がある。 ｢この踏み跡は何処に通じているのか・・・｣ ちょっと行ってみる
ことにする。でも、すぐに行くと林道に出る。このルートは面白くなさそう・・
・もとに戻って来た道を下る。
登りに先行する人影を見た分岐まで戻り、登ってきたとは反対の、左手のルー
トをとる。去年と同じ道だ。山腹のトラバース道を進む。杉林の緩やかな下りだ。
杉林の香りがする。ミズヒキが目に付く。やがて、右手の尾根へのジグザグの下
りになる。ひとしきり急な下りが過ぎると、緩やかな尾根道になる。分岐があっ
て、前回来た時は、左に行って林道に出たので、また登り返してきたのだったが、
今日は迷わず、まっすぐ下る。時折涼しい風の吹く、なかなかいい尾根だ。
林道に出る。出たところに ｢鳥獣慰霊碑｣ があり、その前に腰掛けて休憩する。
出るとき家内の作ってくれたおにぎりを食べながら一服。その後、付近の沢を散
策。珍しいものではないのだろうが、ネコハギ・スズメウリ・ヤマゴボウ・クズ
・ミズヒキ・ヘクソカズラなどが咲いている。クリの実も熟しかけている。
林道に戻り、再び賑やかな｢山城町森林公園｣を抜け車へ戻る。
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