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行きがけの駄賃には、乗鞍林道通行止めの煽りをくって、思いがけず『上高地』の秋を楽しんだのだが、乗鞍の帰りには『白山スーパー林道』の紅葉と、途中の峠からの三方岩岳ミニハイクが、帰りがけの駄賃となる。 泊まったのは平瀬温泉 旅館『湯の里 』。平日とあって客は私たちと、もう1人出張中らしき男性1人。静かなものだ。温泉は何時でも入れ、8000円と旅館としては安い割に、建物は年代ものの風格がある。料理も価格の割にはいい。満腹になる。食べきれないくらい・・・仲居さん・・・というか、留守番のおばあさんも愛想いいのだが、難点は、ご主人らしき男性。一度も顔を見せることなく、朝、道を問い合わせた時も、障子の向こうから「道標があるから行けば判る」の一言。大いに気分を悪くする。 平瀬温泉ではゆっくり、7時半頃朝食。白川郷で『合掌造り民家園』を見学予定だったので、あまり早く行っても開いていないのではないかとわざとゆっくりだったのだが・・・テレビを見ていると、NHKで、その『合掌造り民家園』からの中継をやっている。観光客も映っていたようだったので、さっそく行ってみることにする。 行ってみると、またそのアナウンサーが放送している。そんな様子を横目で見ながら、何箇所かの公開している合掌造り民家を見て回る。その後、『白山スーパー林道』に入る。 紅葉を楽しみながら、つづれ織りのドライブウエイを登る。峠のトンネルの手前が駐車場。左手の狭いスペースに車を止める。車のすぐ前が登山口で、立派な案内板がある。うす曇りだが、降りそうではなく、大勢の人が登っている。 山頂でも、生憎の曇り空で、白山は雲が掛かっていて残念だったが、沢山のハイカーの訪れる、手頃な山だった。ただ、このスーパー林道の通行料は普通車で3150円ということで、なにかのついででもないと、手頃とは言えないか・・・(^_-) その後、スーパー林道を西進、中宮料金ゲート・勝山を経て、小松から北陸自動車道にのり、帰途につく。17時過ぎに帰宅。天候にも恵まれ、十分満足の秋山となった。 少し下のパーキングより白山・大汝峰(御前峰は左の雲の中)
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