仙ガ岳「鈴鹿」

1992年 11月 1日(日曜日)

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低山徘徊日記
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 家内が、御在所岳の疲れ(?)で休みなので、今日も一人でキママに登る。家
内に御在所岳の話しを聞かされたので、今日は鈴鹿の山に行く事にした。

 5時45分、車で出発。名阪国道を快調にトバして、亀山ICから1号線へ。
亀山市街から306号線を経て、石水渓を目指す。ライオンズゴルフ場の入り口
を左に見て、暫く行くと、バスの終点、石水渓口へ着く。更に、直進すると、村
の集落を過ぎ、小さな橋を越えた辺りで、右に折れる道があり、丁度、ハイキン
グの案内板がある。案内板の手前を右折し、茶畑の間の道を暫く行くと、道は、
いよいよ、山道に差し掛かる。すぐに、道が2つに分かれるが、車は此処までの
ようだ。

 7時30分、現地着。既に車が4〜5台駐車してある。あまり、駐車スペース
はない。

 7時40分、登山開始。左手に曲がる舗装のない道を取る。すぐに、壊れかか
っている橋を渡る。歩いていると、地元の人がキノコを取りに来ているのに出会
う。先程の車も、この人達の車のようだ。

 8時頃、造林小屋。林道の終点から、少し山道に入った所にある。立派な道標
があり、まっすぐは、白谷道、右手は南尾根道を示している。南尾根を取る。こ
こから、本格的な登り。沢を詰める感じだが、すぐに、水は無くなる。道はしっ
かりしている。コースの案内表示も沢山ある。

 8時40分、不動さん。南尾根に飛び出すと、右手スグだ。(左がこれから登
る南尾根道)大きな岩の下に<不動明王が彫ってあり、その右手から岩の上に登
ることが出来る。少し、休憩して分岐へ戻る。

 9時10分、仙ノ石。不動さんから仙ノ石までは尾根づたいに、5つのピーク
を越える。岩稜風のヤセ尾根で、ピーク毎に展望の素晴らしさに見とれてしまう。
仙ノ石を越えると道は、野登山(右手)と仙ガ岳(左手)に分かれる。左を取り、
一旦下り登り返すと、直に、仙ガ岳だ。仙ガ岳の手前、ヤタラ、笹のヤブがきつ
い。道は、はっきりしている。南尾根の取付は、少し、岩登り風の所があるが、
ホールドのとり難い所はロープが掛けてあった。

 9時30分、仙ガ岳(961)。昼食?・・・少し早いけど・・・(^_-) 風が
無いし、時々、お日様が照ってポカポカの陽気。寒くはない。さほど広くない山
頂だが、360度の展望は素晴らしい。北には鎌ケ岳のトンガリや、その後ろに
は御在所岳。東には伊勢湾。その他の山々も素晴らしい。先程越えてきた、南尾
根のピークや仙ノ石も、全山が雑潅木の紅葉の中、所々に見える白い岩肌とマッ
チして、ナカナカのものだ。
 下りようかとしていると、男性1人と女性6〜7人のパーティが上がってくる。
宮指路岳方面へ縦走とのこと。行ってみようかとも思ったが、車だし、雲行きが
怪しくなってきたので、予定通り下りることにする。

 10時30分、下山開始。仙ノ石から登ってきた尾根を下ったコルから右に下
る。白谷道の道標がある。急な下りを、立ち木に掴まりながら下りていくと、涸
れた沢に出る。リボンや岩に書かれたペンキマークに注意して下りる。やがて、
大きな沢になってきて、右岸左岸を幾度となく渡り返しているうち、造林小屋前
の分岐へ出てくる。下りる途中、単独の男性2人と遭遇。

 11時30分、造林小屋。このあたりで、又、単独の男性2人と遭遇。

 11時50分、車。車を置いている近くまで来ると、ハイキングの家族連れが
弁当を食べていたりして、賑やかになっていた。渓谷散策の人も多いようだ。

 12時30分、帰途につく。ところが、亀山市内で道に迷いウロウロする。山
では迷わなかったのに・・・・(^_-)
帰る途中、名阪国道で、雨になる。早く下りてきてよかった。

1992年 11月 1日(日曜日) 曇り時々晴れ後一時雨  (メンバー)単独


『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
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