高城山・三郎ケ岳「奈良」

1992年 5月 3日(日曜日)

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低山徘徊日記
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 近鉄電車を榛原駅で9時6分下車。9時25分発のバスで出発。約15分で高
井バス停に到着。(バス賃250円)帰りのバスの時刻を確認して、9時45分
歩き始める。

 バス停のところが十字路になっていて、角に案内板もある。走り去るバスの後
を見て左の道を取る。しばらくはだらだらと舗装道路を歩いていく。途中、右手
に上がる道があるが、これは伊勢本街道で、帰りに通ることにする。30分も掛
からず仏隆寺に到着。ちょっと休憩できる場所もある。

 この日は日曜日だったが、同じバスでハイキング姿の人が10数人、このうち
半分くらいの人が、高城山を目指したようだ。他の人達は室生寺の方へでも向か
ったのだろうか。  

 仏隆寺には200段ほど階段を登る。なかなかの古刹という感じだが、そっち
の方は余り知識がないので、興味のある方は案内書でも見ていただくとして、い
よいよ高城山へと向かうことにする。

 寺の石段をトントンと下りてきて、そのまままっすぐの道を取る。この辺り、
余り道案内はないので、少々不安に思いながら歩いて行ったが、ほぼ道なりで間
違うこともなかった。途中1.2箇所小さな表示があるので、それを見落とさな
ければ問題はないようだ。

 30分弱歩くと、左手に高城山登山口の矢印の表示がある。ここから山道で、
すぐの所に小さな墓場がある。墓場を右手に見ながら登っていくと、後はほぼ一
本道だ。

 11時頃に高城山の山頂に着く。ここは広くて展望も良いのだが、この日は山
頂のお社のお祭りが行われていて、沢山の村の方々が登っておられた。丁度着い
た頃から祝詞が始まったので、しばらく立ったままで様子を見ていたのだが、座
りたかったので、先へ進むことにした。急な坂を下り、少し登ったところで腰を
おろして休憩。

 2〜3回のアップダウンを経て12時頃、三郎ケ岳の頂上。ここは割と狭い。
木立がじゃまで展望ももうひとつ。それでもシートを広げ、湯を沸かしてカップ
ヌードルとおにぎりを食べる。小一時間居ただろうか。あまり慌てて下りても、
帰りのバスは15時11分だ。
  
 石割に向かって下りる。しばらく急な坂を下りるが、やがて右下に小さな建物
の屋根が見えてくる。この辺りに左に入る踏み跡があり、少し行くと岩壁に彫ら
れた石仏等がある。石仏を拝んだ後、元の道まで戻り、さらに下りる。

 先に屋根が見えてくる。建物の前に出てくると、石割へは直進、高井へ戻るの
なら右へ・・・という案内がある。植林の間の道を下りて林道に出る。

バスの時間まで、十分すぎる時間があったので、後は高井までブラブラ歩き、
15時11分の榛原行きのバスに乗る。乗客は私等(私と家内)だけだった。み
んなどこへ行ってしまったのだろう・・・などと話しながら帰る。


1992年 5月 3日(日曜日) 晴    (メンバー)芳子

         9:45          350.0m  高井バス停                    
        10:10- 10:15   510.0m  仏隆寺                       
       11:00- 11:10   810.0m  高城山(タカギヤマ)                              
       12:00- 12:30   879.0m  三郎ケ岳                                    
        15:00- 15:11   350.0m  高井バス停                                  

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