霊仙山「鈴鹿」

1992年 12月 9日(水曜日)

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低山徘徊日記
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 6時2分、バスで琵琶湖畔のホテルを出発。
 6時42分、守山駅発。米原で乗換の時に、パンやウーロン茶を仕入れる。
 7時38分、醒ヶ井(さめがい)着。駅前のベンチでパンと缶コーヒーの朝食。
 8時2分、駅前から醒ヶ井養鱒場行きのバスに乗り、上丹生(かみにゅう)で
下車。運賃は180円。

 8時10分、スタート。川に添った道を行く。思ったよりも街だ。道路脇には、
店も何軒かある。分岐には登山道の案内表示板もある。ほぼ平坦な道を、川に添
って歩く。左に浄水場を見る頃から、徐々に傾斜がついてくる。

 ところで、場所ははっきり思い出せないが、途中に、公衆電話の台みたいなの
があって、その中にガイドマップが入っていて、御自由にお取り下さい、とある。
読んでみると、上丹生のバス停近くの”西出商店”提供のパンフレットだ。そし
て、この西出商店提供の案内表示板が、この先、至る所にあって、随分、お世話
になる。本当に有り難い。こんなことなら、西出商店で、何か買っていたら良か
った・・・と思った。(誰か、行く人がいたら買ってあげて下さい)

 8時35分、屏風岩。この辺りから山道になってくる。結構変化のある道なの
で、登っていることが、苦にならない。知らず知らずに高度を稼いでいるようだ。

 9時15分、横道分岐。昭文社の地図には載ってないが、沢筋が荒れている時
の巻道のようだ。でも、予定の沢筋を登ることにする。

 9時35分、漆(うるし)滝。10分休憩。ここには、親切にも、救急箱が備
え付けられていて、メンソレとか包帯とかが置いてある。
 ここから、高巻道に入り、少し急な登りがある。途中ロープが張って、通行止
めがしてあるところから右に折れて涸れた沢のガレを登る。しばらく急な登りを
凌ぐと、緩い登りになり、柏原からの道に合流する。

 10時15分、柏原道に合流。ここから、山頂までは緩いアップダウンが続く
が、昨夜来の雨のせいで、道がグチョグチョ。足がズルズル。靴がドロドロ。歩
き難い。途中、赤い屋根の避難小屋があり、なかなかしゃれている。チョット覗
いてみたが、中はきれいで、立派なものだ。少し行くと霊仙山北峰。つづいて霊
仙山頂(南峰)へ。

 10時50分、霊仙山頂(1083.5)。昼食。といっても、今日はパンと
缶コーヒーなのでワビシー。展望はソコソコいける。実は、朝は雲が多く、登り
道では、今にも降ってきそうな感じだったので、ビクビクしながら登って来た。
柏原道との合流地点まで来れば、足場の悪いところは無いだろうと、ひとまず、
ホッとしたものの、避難小屋辺りでは、ガスッてきて、ほとんど展望はなかった。
ところが、頂上に着いた頃から晴れてきた。ラッキー!!。(朝、177で聞い
た予報がアタッてる?!)

 11時15分、頂上を出発。最高点というのがあるらしいので、行ってみよう
と、少しクマ笹の道を下ってみたが、道はあるのだが、外からルートが見えない
くらいクマ笹のヤブが酷く、その上、雨のせいで、下りは特に滑る。シャリバテ
かもしれないが、根性が無くなって、あっさり、退却。トットと下山することに
した。

 11時50分、谷山谷分岐。
 12時5分、継子穴。小休止。
 12時15分、河内方面分岐。
 13時10分林道終点。15分休憩。近くの沢の水で汗を拭いて、シャツを着替える。
 14時、柏原駅。
 14時13分、帰途につく。

 今日は、誰一人として、登山者に会うことはなかった。こんなことも、珍しい。
年末で、平日で、一部JRのストで、天気ももうひとつで、・・・悪条件が重な
っていたのかもしれない。

1992年 12月 9日(水曜日) 曇り後晴れ  (メンバー)単独


『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
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