竜門山「紀北」

1994年 6月 5日(日曜日)

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低山徘徊日記
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和歌山県指定の天然記念物「キイシモツケ」があるとガイドブックに書いてあったので 
それも今が花のシーズン・・・ということで、行って来ました。                     

JR粉河駅から紀の川に架かる竜門橋を渡り、暫く行くと果樹園の間の道となる。道標 
に従って登っていくと「一本松」、田代峠への分岐だ。駐車スペースもある。この辺り 
迄、車で来ている人も多いようで、何台も止まっている。                           

中央コースを行く予定にしていたので、右手の林道を歩く。2つ位沢を越えたところで 
左手に竜門山への道標があり、ここから山道に入る。途中「明神岩・風穴」の案内板が 
あり、コースを外れて、少し左に入ると展望の良い大きな岩に出る。近くに底無しの穴 
がある。これが、風穴か・・・                                                   

この辺りに、目当ての「キイシモツケ」が群生、雪のような花だ。少し盛りを過ぎた感 
じがするが、なかなか見事。ここで一寸休憩する。                                 

ここから頂上までは、緩やかな登り。もう、ウエは無さそう・・・なのに、なかなか着 
かない。勝神峠からの道と合流する地点まで来ると団体がウヨウヨ。休憩中の人の間を 
縫うようにして、明るい斜面を少し登って、ようやく頂上に到着。                   

遠くの山は霞んでしまって、展望は今一つだが、芝生を敷詰めたような広い山頂は、折 
り良く、少し日も陰ってきていて、ゴロリと転がって昼寝をするにはGOOD。       

昼食・休憩後、田代峠を目指して下りる。この道はあまり急な坂は無いようだが、その 
ぶん、長い。下山途中にも50人位の団体とすれ違う。こんな人気の山だとは思わなか 
った。                                                                         

一本松で、少し長い休憩を取り、着替えを済ませて、ゆっくり下山する。             
竜門橋の上では、火照った身体に川風が気持ち良かった。橋の上から振返ると、竜門山 
の雄姿が一望出来る。この充実感がなんとも言えない・・・・                       
                                                                               
1994年 6月 5日(日曜日) 晴れ (メンバー)芳子

        10:00                  粉河(コカワ)駅                                     
        11:50- 12:50   756.6m  竜門山                                          
        13:30- 13:50           一本松                                          
        14:40                  粉河駅                                          

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